◇欧米5都市のマラソンを得点化、勝者に賞金50万ドル
世界の五つの主要都市マラソンが、マラソン版グランドスラムを創設することになった。
ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークの主催者が23日、
ロンドンで記者会見し、「ワールド・マラソン・メジャー」を結成し、
対象レースの成績を得点化して男女の勝者に
各50万ドル(約5750万円)を贈ると発表した。
対象になるのは連続した2年間で開催される5都市のマラソン計10レースに加え、
この期間に実施される五輪、世界選手権の男女マラソン。
1位25点、2位15点、3位10点、4位5点、5位1点が与えられ、
最大4レースをカウントする。
来夏には大阪で世界選手権があるため、初代王者は来年11月の
ニューヨークシティー・マラソンまでの男女各11レースの成績で決まる。
ロンドン代表のデーブ・ベッドフォード氏は「スポンサーを見つけ、
なるべく早い時期に賞金を男女各100万ドルに倍増したい。
また現在の5都市に限定せず、条件を満たすマラソンがあれば
仲間として迎えたい」と将来的な対象レース数増加に
前向きの姿勢を示した。(共同)
ソース(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/news/20060123i4z9.htm