「麻生外相 クウェート元首弔問」
麻生外務大臣は、今月15日に死去したクウェートの国家元首ジャビル首長の弔問のため
17日、クウェートを訪問し、サバハ首相にお悔やみの言葉を伝えました。
麻生外務大臣は17日朝、政府専用機で首都クウェート市に到着し、市内中心部にある
バヤン宮殿に弔問に訪れました。麻生外務大臣は、亡くなったジャビル首長の弟である
サバハ首相に迎えられ、「日本との友好と協力に尽力されたジャビル首長のご逝去にあたり、
心よりお悔やみ申し上げます」とあいさつしました。これに対し、サバハ首相は
「遠い日本からはるばるおいで頂き、深くお礼申し上げます」と、謝意をあらわしました。
憲法の規定にもとづいて、すでに新しい首長に即位しているサアド首長は高齢のうえ、
健康面に不安を抱えていると伝えられ、この日の弔問にも姿をあらわしませんでしたが、
実質的にはサバハ首相が国政の運営にあたっており、これまでの石油政策や親米の外交路線に
大きな変化はないものとみられています。麻生外務大臣はこのあと、クウェートのアリ・
アルサレム空軍基地で、イラク南部のサマーワで活動する陸上自衛隊の後方支援活動に携わる
航空自衛隊の部隊を視察し、日本時間の18日早朝、帰国の途につく予定です。
引用元:NHKニュース (01/17 18:32)
http://www.nhk.or.jp/news/2006/01/17/k20060117000152.html http://www.nhk.or.jp/news/2006/01/17/d20060117000152.html