【スーダン】独立50周年、特別議会や祝賀パレード(1/1)

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1ゲンダイ系φ ★

◆Conflict clouds 50 years of Sudan independence(US Y!ニュース/AP)
http://news.yahoo.com/s/nm/20051231/wl_nm/sudan_independence_dc;_ylt=AgFMyuBoWeyZBG7FTmphlees0NUE;_ylu=X3oDMTA3b3JuZGZhBHNlYwM3MjE-

1日で独立50周年を迎えるスーダン。しかし、内戦にさいなまれ、海外からの援助や平和維
持部隊に依存する現状をふまえ、果たして祝福すべき記念日となるだろうか。

南部の内戦は2005年収束、1月9日に停戦協定にこぎつけ、これにより世界で最も貧しい同
地域に安定と発展へ向かう期待が高まった。
スーダン南部は、同国独立後11年間を除き、常に内戦で荒廃、アフリカで最も長く紛争が
続いた。南部の独立派住民は、北部のイスラム系政府から自治を勝ち取るため戦った。
「この50年間は私たちに何ももたらさなかった。私たちはこれから、1月9日から始める。
2005年の1月9日こそ、スーダンの独立日だ。」南部の独立派リーダーだったジョン・ガラ
ンの未亡人のレベッカ・ガランさん。

1日には首都ハルツームで特別議会と祝賀パレードが予定されているが、祝賀ムードから
疎外されていると感じているのは南部の人達だけではない。スーダンは西部ダルフール地
域と東部で進行中の紛争を抱えている。

ダルフールでは、非アラブ系反政府勢力が3年前、中央政府が非アラブ系住民を差別しア
ラブ系部族を優遇しているとして闘争を開始。紛争により数万人が殺害され、200万人以
上が難民となり、米国がハルツーム政権に対してジェノサイドであると批判するに至った。
ダルフールの反政府勢力は自治権確立へ向け講和交渉を行っている。
「独立以来3人の大統領は中部の種族から出ている。我々は常に疎外されてきた。」反政
府運動のリーダーAbdel Wahed Mohamed el-Nur氏。

南部と西部の紛争を安定させようと、大規模な国際的な援助と治安維持部隊が入った。
南部では、紛争後の再建のため45億米ドルの拠出が約束され、また初年度だけで10億米ド
ルをかけて国連PKFが派遣されている。
ダルフールでは、AU(アフリカ連合)が6,000人規模で紛争の監視を行っている。援助に
は何十億(ドル)のコストと11,000人の支援活動要員が投入されている。国際戦犯法廷も
戦争犯罪の調査を行っている。

「この状況を独立と呼べるんですかね。」反対派イスラムイスラム教徒でバシル大統領の
盟友だったal-Turabi氏。「スーダンは、外国の軍隊、外国の福祉、外国の正義に依存し、
外国の制裁の脅威にも怯え、ただそこに座っているだけなのです。いわゆる『独立』から
長くになりますが、実質的にどれほど独立しているといえるでしょうか。」

植民地時代の遺産、国境線の線引きが悪かったことや、独立時に英国が政府を引き継ぐため
中部の種族しか教育しなかったこと、またわずかな人達しか統一できなかったことを非難
する向きもある。しかし、他の人達は、50年間は植民地主義の害悪を是正するのに十分す
ぎる期間だったはずだとする。

「それは我々自身の落ち度だったのです。歴史を非難することはフェアではない。」al-
Turabi氏。

レベッカ・ガランさんは、スーダンが貧困と内戦から解放され民主国家になるため次の50年
に期待する。
「私が正しいかどうか、50年後に歴史が裁くでしょう。」
2七つの海の名無しさん:2006/01/01(日) 07:07:17 ID:Fv9tfy5A
2
3七つの海の名無しさん:2006/01/01(日) 07:29:35 ID:FjDr6X96
4訂正@ゲンダイ系φ ★:2006/01/01(日) 07:36:36 ID:???
おっと、APじゃなくてREUTERSだ・・・

それと、
×反対派イスラムイスラム教徒
○反対派イスラム教徒
5七つの海の名無しさん
スーダンの首都ハルトゥームは上空から見ると英国旗「ユニオン・ジャック」
の形をしている。