性的暴行犯ら2千人が「不明」と、ハリケーンで避難
2005.12.31 Web posted at: 18:27 JST- CNN/AP
ワシントン――米厚生省は30日、米南部を今年8月末に襲った大型ハリケーン「カトリー
ナ」被災で、他州に避難したセックス関連の違反行為や暴行犯の過去を持つ約2000人の所
在が不明になっており、該当の州当局に居場所などを特定することを要請している、と述べた。
ハリケーンで甚大な被害を受けたルイジアナ、ミシシッピー、アラバマ各州の住民で、避難
先は約30州に達するという。
AP通信によると、これらの人物は居住先で「登録」を義務付けられており、有罪が下され
た過去を持つ者の場合は、住所の報告も必要としている。厚生省の担当者は、性的暴行犯らは
「監視」されていることが再犯の防波堤になっているとして、このままでは罪を繰り返す恐れ
があるとも主張している。
約2000人の数字は今年11月、ルイジアナなど3州の性的暴行犯らの名前を、ハリケー
ン救済事業に申請した他州への避難者の名簿と照合した結果、はじき出されたという。テキサ
ス州には304人が避難していたが、14人だけが当局に報告していたという。
ソース:cnn.co.jp
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200512310024.html