クリスマスに中国料理、米ユダヤ系に人気
2005.12.26 Web posted at: 15:27 JST- CNN/AP
米マサチューセッツ州ソーガス──米国ではここ数年、クリスマスの休暇シーズンの外食とし
て中国料理の人気が上昇しており、レストランは1年で最も忙しい時期を迎える。
ソーガスで50年以上家族でレストランを経営している中国系住民などによると、来店客の
大半はユダヤ系。クリスマスとの関係が薄い中国料理レストランや、アジア系の人々が経営す
るレストランはこの時期も営業しており、以前からユダヤ系住民に人気がある。中国料理に菜
食メニューが多い点も、ユダヤ教の食事規定(コーシャー)を守っている人々を引きつけてい
る要因という。
ユダヤ系住民の多いボストンと境界を接するブルックリンには、コーシャーに沿った中国料
理のレストランが先日オープン。クリスマスイブとクリスマスの両日、120席の店内はほぼ
満席だった。クリスマスの日没からはユダヤ教の祭り「ハヌカ」が始まったため、店側はラビ
による調理過程の確認を得たうえで、ユダヤ料理ラトケスをメニューに加えた。
サンフランシスコのあるレストランでは22日夜からクリスマスの25日まで、コーシャー
中国料理とコメディーショーが一緒に楽しめる毎年恒例のイベントが開催された。イベントは
今年で13回目。主催者側は、コメディーの内容全てがユダヤ教関係ではないことを強調し、
非ユダヤ系の客も入場可能としている。
出典:cnn.co.jp
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200512260013.html