【WTO】 閣僚会議閉幕、重要品目「守った」と中川農相が会見 [05/12/19]

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1依頼No.311@西から吹く風φ ★
WTO新ラウンド「来春までに大枠」合意
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20051218it13.htm

【香港=実森出】世界貿易機関(WTO)の香港閣僚会議は18日、新多角的貿易交渉(ドー
ハ・ラウンド)の貿易自由化ルールの大枠について、2006年4月30日までの合意を目指
すとする閣僚宣言を採択し、閉幕した。
 閣僚宣言は、日本のコメなど農業分野の「重要品目」について、「あらゆる要素を考慮して
重要品目の扱いを決める必要性を認識する」との表現にとどめ、関税削減方式の決定は先送り
した。日本などが重要品目について提案していた、義務的輸入量などを拡大する代わりに関税
の引き下げ幅を抑える方式は、最終的に退けられた。
 欧州連合(EU)が多用している農業保護政策である輸出補助金は2013年末までに撤廃
するとした。
 途上国の開発支援では、先進国が後発開発途上国(LDC)からの輸入品に関税をかけず、
輸入枠も設けない「無税無枠」措置について、08年までに全関税品目の97%以上に拡大する。
 非農産品の関税引き下げは、高関税品目ほど引き下げ幅が大きくなる「スイス方式」の採用
が決まった。
 閣僚宣言は06年中に交渉を終結させることを確認した。WTO加盟各国は今後、具体的な
関税削減率などの議論を本格化させる。(2005年12月19日1時38分??読売新聞)


重要品目「守った」 中川農相が会見
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051219-00000015-kyodo-bus_all

【香港19日共同】中川昭一農相は18日夜、世界貿易機関(WTO)の香港閣僚会議の閉幕
後に記者会見し、「守るべき所は守った」と述べ、関税削減の例外扱いとなるコメなど「重要
品目」の維持で、一定の成果を得たとの認識を示した。一緒に会見した二階俊博経済産業相
は、途上国支援の分野で「新ラウンドの成功に向けた発射台を築くことができた」と強調した。
 農相はまた、後発発展途上国(LDC)支援策で97%と定められたLDC産品の関税な
し、割当枠なし(無税無枠)の輸入割合の目標を、日本が達成できるとの見通しを示した。
(共同通信) - 12月19日1時38分更新


<WTO>食料輸出国と輸入国、対立は解消せず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051219-00000003-mai-bus_all
(毎日新聞) - 12月19日1時7分更新
2田舎者:2005/12/19(月) 10:35:14 ID:y+29WVmm
生産者を守っただけで、国民に損失を与えた事に気が付いていない馬鹿な大臣!
3小澤:2005/12/19(月) 10:38:01 ID:y+29WVmm
農水省の役人は、生産者の事しか考えていない!
役人に踊らされている馬鹿な大臣!
4西から吹く風φ ★
後発途上国産品の関税撤廃、コメや乳製品は対象外・農相
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051219AT1F1900119122005.html

【香港=市村孝二巳】中川昭一農相は18日の世界貿易機関(WTO)香港閣僚会議閉幕後の記
者会見で、後発発展途上国(LDC)などからの輸入品に対する関税や輸入数量制限を撤廃す
る「無税無枠」措置の例外品目には「コメ、砂糖、乳製品、水産物、皮革などがある」ことを
明らかにした。日本が高関税や輸入数量制限を課してきた品目ばかりで、今後も保護したい品
目をうかがわせる内容となった。

 香港閣僚会議は、日米欧などがLDCからの輸入品のうち無税無枠とする品目の割合を
2008年までに97%以上に高める目標で合意した。中川農相は「現在、無税無枠の品目数は
86%だが98%までいく」と目標を超えることを約束。「さらに数年かけて98%を少しずつ上
げていきたい」と意欲を示した。

 農相によると、LDCなどから輸入している9255品目のうち日本が例外とするのは2%、約
180品目。香港会議の会期中に、無税無枠にできないコメなどを輸出したいという途上国に理
解を求めた。��(10:06)(日経新聞)