15日投票のイラク国民議会選挙(定数275、任期4年)は、イスラム教スンニ派政党の初参加もあって高い関心をよび、投票終了予定時刻の午後5時
(日本時間同11時)になっても投票所で有権者が長い列を作ったため、独立選挙管理委員会は急きょ、全土で投票時間を1時間延長した。
選管報道官は「1000万人から1100万人が投票したと見られる。選挙は成功した」と述べ、投票率が70%程度になるとの見方を示した。
ファルージャなど、スンニ派が多数を占める地域では、用意した投票用紙が足りなくなって投票をうち切る投票所もあった。
首都バグダッドで迫撃砲が撃ち込まれる事件があり、北部モスルとタラアファルでは、投票所付近への攻撃で計2人が死亡したが、大規模テロはなかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051215-00000119-yom-int