来年1月に予定されるパレスチナ評議会(議会)選で、
イスラエルの刑務所で服役中のパレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハ幹部、マルワン・バルグーティ氏が14日、
自らを党首とするファタハ新世代による新党を結成し、立候補者名簿を届け出た。
代行した同氏の妻が記者団に明らかにした。
パレスチナ自治政府のアッバス議長を中心とするファタハ旧世代も中央選挙管理委員会に立候補者名簿を届け出ており、
新旧両世代の分裂が表面化した。
評議会選にはイスラム原理主義組織ハマスが初参加。
ハマスもバルグーティ氏も対イスラエル強硬派として知られており、
今後の展開はイスラエルとの和平交渉の行方に大きな影響を与える。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051215-00000060-kyodo-int