携帯電話最大手の英ボーダフォンが23日、サッカーのイングランド・プレミアリーグ、
マンチェスター・ユナイテッド(マンU)とのスポンサー契約を、2005─06年シーズンで
解消すると発表した。年間900万ポンド(約18億円)の契約を、予定より2年早く打ち切る。
一方で、欧州サッカー連盟(UEFA)は同日、英ボーダフォンと2009年シーズンまでの
3年契約を結んだと発表。ボーダフォンは、欧州チャンピオンズ・リーグ(CL)の
オフィシャル・スポンサーとなる。
ボーダフォンは予定より早い契約の打ち切りについて、はっきりとした理由を明らかにしていない。
しかし、今年5月に米実業家のマルコム・グレーザー氏がマンUの株式を大量取得したことについて、
サポーターが大反発。今年7月の株主総会では、サポーターがボーダフォンに対し、
抗議の意味を含めてスポンサーを降りるべきだと主張していた。
http://www.cnn.co.jp/sports/CNN200511260016.html