【記事その1】
アルゼンチン中東部のマルデルプラタで四日から二日間、キューバを除く米州
各国の首脳が参加する第四回米州首脳会議が開かれます。「貧困に立ち向かい、
民主的統治を強化するための雇用の創出」がテーマです。
雇用問題の討議は自由、公正、社会保障などの原則と関連させながら、非正規
就業の正規就業への編入、貧困や飢餓の克服、雇用差別問題、児童労働の根絶など
について行われる見通しです。
最終宣言の準備にあたっているアルゼンチンのタイアナ外務次官は、人並みの
生活ができる雇用の創出は、中南米が世界最大とされる貧富の格差を脱するのに
最良の道だと指摘しています。
米国が主導してきた米州自由貿易圏(FTAA)構想が宣言の中でどう扱われる
かも注目されています。
FTAAは中南米諸国で反対運動が高まる中、二〇〇五年内の協定発効という
目標が実現せず、事実上、凍結状態にあります。その間に南米十二カ国は南米
諸国共同体を創設し、地域統合への動きを強化。米国は各国と個別に自由貿易
協定を締結する戦略をすすめています。
【赤旗新聞】
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