今週、アルゼンチンで開催される米州首脳会議を警備するため大規模投入されている治安部隊が2日、
最初のヘマをやらかした。食中毒だ。
ブッシュ米大統領ら各国首脳が会談を行うリゾートビーチホテルを警備している
少なくとも連邦警察官70人が1日夜、近くのホテルでラザニアを食べた後、
下痢と嘔吐に悩まされた。ダニエル・ロドリゲス本部長が地元ラジオに明らかにした。
ラザニアに当たった警察官たちは治療を受け、すぐに任務に復帰できるそうだ。
ホテルは、市内を警備している約700人の警察部隊のために食事処を開設していたが、
食中毒騒ぎの後、市の検査官によって閉鎖された。
34カ国の首脳が集まるサミットは、
ブエノスアイレスの南約400キロの海辺の街マルデルプラタの最高級ホテルで4〜5日に開催される。
ホテルの周囲には円を描くように7000人の警察官・軍事関係者から選抜された治安部隊が配備されている。
4日にはブッシュに対する抗議でもが計画されており、ベネズエラのチャベス大統領、
アルゼンチンの元サッカーのスーパースター、ディエゴ・マラドーナ、
イラクで戦死した米軍兵士の家族なども参加する。
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