フランスの調査機関「LH2」が8月22日から9月28日にかけて同性愛者
(両性愛者も含む)1004人を対象に行った、政治家好感度の調査の結果が
このほど、明らかにされた。
22人の仏政治家の名を挙げ「同性愛者と異性愛者の権利平等のために具体的な
取り組みをすると思うか」かを聞いた。
同性愛者であることを公言しているベルトラン・ドラノエ・パリ市長に対して
「はい」と応えた回答者は78%で1位、2位が今月中頃来日したジャック・
ラング国民議会議員(社会党)の74%、3位がノエル・マメール欧州議会議員
(緑の党)の71%、四位が中絶合法化の立て役者シモーヌ・ヴェイーユ氏の
53%だった。
ワースト1はジャンマリ・ルペン国民戦線・党首で「はい」と応えた人は
わずか1%、ワースト2が同じく極右政治家のフィリップ・ドヴィリエ・政党
「フランスのための運動」党首で4%、ワースト3がドミニク・ドヴィルパン
首相とニコラ・サルコジ内相でそれぞれ13%であった。
調査機関・IPSOSが7月20日に発表した仏政治家の好感度調査でも
ドラノエ市長は一位の座についている。同性愛者であることを明らかにしている
同氏がフランス国民全般から支持されていることは、フランス人の成熟の
あらわれであろう。
【ベリタ通信】
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200510310026581 関連スレ
【フランス】パリの地下鉄構内に同性愛者の広告掲示[10/17]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1129559997/