今月1日に起こったインドネシア・バリ島同時テロ事件の捜査が暗礁に乗り
上げている。国家警察は26日、事件の有力情報に1億ルピア(約110万円)の
懸賞金を出すことを明らかにした。同時に、カリマンタン島東部で爆発物を
大量に所持した男女5人を逮捕、新たなテロを準備していた可能性があると
して捜査を開始した。
国家警察はバリ島の事件で自爆テロを実行した3人の男の顔写真を公開したが、
身元が割れず、有力が手がかりも得られていない。警察は「イスラム過激派の
勢力の強い村落が地域ぐるみで隠している可能性も高い」とし懸賞金拠出を決めた。
URL:
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20051026AT2M2601J26102005.html