【エルサレム樋口直樹】イスラエル軍は25日未明(日本時間同日朝)、
ガザ地区北部と南部の計2カ所を空爆した。パレスチナ側の情報によると、
建物2棟が破壊され老人や幼児など数人が負傷した。軍当局は武装組
織の関連施設を攻撃したと発表した。24日夕、ガザ北部からイスラエル
領へロケット弾が撃ち込まれたことに対する報復とみられる。
ロケット弾攻撃はイスラム原理主義組織イスラム聖戦が行ったもので、
負傷者はいなかった。ヨルダン川西岸で23日深夜、イスラエル軍が同組織
最高幹部の一人を殺害したことへの報復だった。イスラエル軍は9月にガザ
地区から撤退した後、西岸での武装勢力の掃討作戦を強化している。
毎日新聞 2005年10月25日 17時49分
ソース
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20051026k0000m030015000c.html