クロアチア農務省は21日、同国で初めて鳥インフルエンザのウイルスが検出
されたと発表した。6羽の白鳥がH5型のウイルスに感染していたとしている。
クロアチア東部の村の池で20日、白鳥12羽が死んでいるのが見つかり、
検査が進められていた。残りの6羽も検査されたのかどうかは不明。
毒性が強く、アジアなどで約60人の犠牲者を出しているH5N1型ウイルスか
どうかは判明していない。英国にサンプルを送り、さらに検査を進めるという。
同ウイルスは最近、ロシアやトルコ、ルーマニアでも鳥への感染が確認され、
感染拡大が懸念されていた。
サナデル首相は、欧州連合(EU)の規約に従い、鳥類の流通の禁止と、
付近の屋外の家禽類飼育場の閉鎖を命じると表明した。
URL:
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200510220003.html