【モスクワ10日共同】インタファクス通信によると、ロシア南部ボロネジ
のスポーツ施設で9日夜、スペインとペルーからの男子留学生計3人が15人
前後のグループに襲撃され、ペルー人留学生が死亡、ほか2人が負傷して入院
した。ロシアでは外国人への暴行、殺人事件などが頻発し社会問題となっている。
外国人排斥を訴える極端な民族主義グループによる犯行の可能性もある。
ボロネジでは昨年2月にもギニアビサウの留学生がネオナチのグループに
襲われ死亡。今年9月にはサンクトペテルブルクでコンゴの留学生が複数の
若者に殴られ死亡、モスクワでも同月に日本人外交官夫妻が頭などを殴られ
負傷した。
http://www.shizushin.com/national_international/2005101001001230.htm