イラン核問題 米「技術供与中止を」 国連総会で露を牽制
【ニューヨーク=長戸雅子】米国のラドメーカー国務次官補(軍備管理担当)は三日、
国連総会第一委員会(軍縮)で演説し、「いかなる政府もイランに新たな核燃料や技術を
供給するべきでなく、イランは現在進行中の核関連計画をすべて凍結すべきだ」と述べ、
名指しこそしていないものの、原発建設でのロシアの対イラン協力を牽制(けんせい)した。
これに対し、ロシアの原発当局者は反発、米露の対立は深まっている。
同次官補は演説の後、記者団に対し、「すべての国があらゆるレベルでイランへの
(核関連の)協力がされていないか確認する必要がある」とも語った。
(中略)
これに対し、ロシアの原発当局者はロイター通信に対し、「発言はブッシュ政権のものでなく、
次官補個人のものと考えている」として、今後もイランとの協力を続けていく考えを示した。
http://www.sankei.co.jp/news/051004/evening/05int002.htm イランが核兵器開発に乗り出していることは公然の事実であるが,中国がそれを支援,支持している
ことはまだ知られておらず,衝撃的なことである。米中経済安全調査委員会は,中国共産党が,イラン
の核兵器開発計画を直接支援していることを裏付ける複数の実証を得ている。例えば,イランの有望
企業は,中国共産党から核兵器施設に関する材料を買っている。Saghandウラニウム鉱山には,約
50人の中国人専門家がいるし,PRCと北朝鮮衛星テレビ局から派遣されているより優れた専門家が
ウランをイスファハンの施設と同レベルにまで濃縮できる遠心分離機を監視している。
また,中国共産党は,1991年,イランに対し,ウラン2トンを売却した。イランの核兵器計画は,積極
的な同盟関係によって,少なくとも13年間支援されてきたのである。中国共産党は,これらの核兵器を
引き渡すために,数年間にわたってミサイル技術をイランに売却してきた。中国共産党がイランのミサ
イル開発に貢献してきた最も最近の例は,核弾頭搭載可能である1400キロメートル級のシャハブ3ミ
サイルの精度を極度に高めるためのGPSナビゲーションシステムである。
このほか,中国は,イランに対し,ミサイルの部品だけでなく,大量破壊兵器の部品や他の兵器を数年にわたって売却してきた。
中国共産党は,このような情報を西側に知られさえしなければ良いのであり,イランとの関係は秘匿しないだろう。
(全文はココ):
http://www.uygur.org/japan/et/2004/1125.htm