「不正投票」の批判相次ぐ エジプト大統領選
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7日投票のエジプト初の複数候補による大統領選で、
現職ムバラク大統領の陣営が利益誘導や脅迫で投票を強制する不正を行ったと
人権団体などが指摘、「民主的選挙」を約束した政権への批判が相次いだ。
開票結果判明は8日夜(日本時間9日未明)以降の見通しで、ムバラク氏の5選が確実。
議会が選んだ唯一の大統領候補のムバラク氏を信任した過去の国民投票では、
いずれも高投票率が発表されたが、実際には10%前後しかなかったとされる。
ムバラク陣営は「国民の幅広い支持」をアピールする狙いで、投票率を引き上げるため、
各地で有権者への圧力を強めたとみられる。
AP通信によると、南部ルクソールなど複数の町で投票所の係員が
有権者にムバラク氏への投票を指示。首都カイロなどでは与党の国民民主党員が
ムバラク氏への投票と引き換えに食料や現金の供与を約束した。
★ ソースは、共同通信 [日本] とか。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=YNS&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2005090801001773