イスラエル南部ベルシェバのバスターミナルで28日朝、自爆テロがあり少なくとも26人が負傷した。
犯人はパレスチナ人とみられ、
イスラエル軍が先にヨルダン川西岸トルカレムの掃討作戦で
イスラム原理主義組織イスラム聖戦の活動家5人を殺害したことへの報復の可能性もある。
ガザ撤退後、イスラエル国内での自爆テロは初めて。
ハーレツ紙によると犯人は同日朝、ターミナルでバスに乗り込もうとしたものの、不審に思った運転手が拒否。
警備員を呼んだところで自爆した。
警察は運転手が乗車を阻止していなかったら、被害は拡大していたとみている。
イスラエルは2月にパレスチナ自治政府と結んだ停戦合意で、
パレスチナ武装勢力幹部の暗殺計画は自粛することを約束した。
ただ「差し迫った脅威」は例外視しており、先にトルカレムに侵攻し活動家5人を殺害した。
イスラム聖戦はイスラエル国内で大規模な報復テロを予告していた。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050828AT2M2800528082005.html