イスラエルのシャロン首相が進めるガザ地区撤退に反対するヨルダン川西岸のユダヤ人入植者らが2日、
イスラエル南部スデロトなどからガザ地区に向け、数万人の大規模なデモ行進を行う。
イスラエル治安当局は1万人以上を動員して警戒に当たっている。
将来のパレスチナ国家となる占領地からの初の撤退開始まで約2週間。治安当局と、
「ガザ地区、西岸はユダヤ人の土地だ」と主張する反対派の攻防が一層激しさを増すことも予想される。
スデロトはガザ地区を拠点とするパレスチナ過激派組織が頻繁にロケット弾を撃ち込んできた地域で、
治安当局はデモ中に参加者が被害に遭う可能性もあるとしている。
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