ドイツとベルギーで車13台放火 仏暴動が波及の恐れ
http://www.asahi.com/international/update/1107/022.html 2005年11月07日21時15分
ドイツとベルギーで6日夜から7日未明にかけ、路上に駐車していた
車計13台が放火される事件があった。フランス全土に広がった暴動
が、隣国に及ぶ恐れが出てきた。
ベルリンの警察当局によると、市中心部モアビート地区で7日午前1
時ごろから3時ごろにかけて、車5台が放火された。現場は移民が多い
地区で、警察は「仏の暴動をまねた犯行の可能性もある」として、警戒
を強めている。
同じころ、ドイツ北西部ブレーメンでも路上の車3台が燃やされた。
ブリュッセルでは6日午後10時ごろ、やはり移民が多い市中心部の
サン・ジル地区で、5台が放火された。消防車が出動して消し止めたと
いう。現場はパリやロンドンとを結ぶ高速列車が発着するミディ駅に近
い。