レバノン問題でシリア内相ら2人の資産凍結と、米財務省
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米財務省は6月30日、
レバノン情勢の不安定化を醸成しているなどとして、シリアのカナン内相と
レバノン担当のシリア軍情報組織の責任者、ガザリ氏の在米資産の凍結を発表した。
米国人が2人と商取引を交えることも禁止した。
シリアは今年4月、レバノンの元首相暗殺事件で高まった自国駐留軍の撤退を完了したと宣言したが、
米国は情報工作員は依然、残留していると批判を強めている。
レバノンではその後も、反シリア派の政治家、記者らの暗殺事件も起きている。
ロイター通信によると、財務省は声明で、
2人はレバノンのシリア軍、情報機関要員の活動を指示した人物で、
シリアのテロ支援にも関与していると主張した。
ブッシュ大統領は今年5月、昨年打ち出した対シリア経済制裁を1年間延長している。
★ ソースは、CNN [米国] とか。
http://cnn.co.jp/usa/CNN200507010022.html