レバノン「初の自由選挙」、反シリア勢力の勝利確実か
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駐留シリア軍が4月末に完全撤退したレバノンで29日、国民議会(定数128)選挙が始まる。
同国がシリアによる属国支配から脱して行う「初の自由選挙」(野党候補)で、
反シリア野党勢力の勝利が確実視されている。
選挙は同日、首都ベイルートで行われ、来月19日まで日曜日ごとに残り4地域で順次実施される。
観測筋によると、2月に暗殺されたハリリ元首相(イスラム教スンニ派)派と、
同氏暗殺をきっかけにシリア軍撤退運動を指導した
ワリド・ジュンブラット氏(同教ドルーズ派)派などの野党勢力が約80議席を確保する勢い。
イスラエルとの国境地帯で軍事衝突を繰り返す民兵組織「ヒズボラ」など
親シリアの同教シーア派勢力は、地盤の同国南部では圧勝する見通し。
一方、反シリア有力指導者のミシェル・アウン元将軍(キリスト教マロン派)が
候補者調整の難航から、ハリリ氏派、ジュンブラット氏派との共闘を断念。
この両派も、ヒズボラの解散を求めた国連安全保障理事会決議1559(昨年9月採択)への反対を主張、
一部でヒズボラと選挙協力するなど「反シリア」、「親シリア」の対立軸が急速に薄れてきた。
★ ソースは、読売新聞 [日本] とか。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050528id23.htm ★関連スレ。
【レバノン】反シリア派野党勢力、選挙協力物別れ[05/25]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1117017145/