「ウクライナ大統領 「治安部隊に協力」 イラク駐留軍問題決着」
訪米中のユシチェンコ・ウクライナ大統領は四日、イラクに派遣しているウクライナ軍に
ついて、撤退時期を再検討し、イラク治安部隊の訓練に協力する意向を表明した。
撤退に反対する米国との妥協策であり、ブッシュ米大統領も理解を示した。これにより
ユシチェンコ大統領就任前後からくすぶっていたウクライナ軍の撤退問題は一応、決着した。
ユシチェンコ大統領は共同記者会見で、ウクライナ軍が撤退しても治安に支障は残らないと
したうえで、「イラク治安部隊への訓練などに協力することを検討している」と表明した。
同大統領は会談の中で、撤退時期についても米国などと協議する意向を伝えた。
これに対し、ブッシュ大統領は会見で、イラク撤退がユシチェンコ大統領の選挙公約で
あったと理解を示した。ウクライナは、主にイラクのインフラ整備を担当するため
約千六百人を派遣したが、ユシチェンコ大統領は今年秋までの全面撤退の意向を示していた。
引用元:Yahoo!ニュース−産経新聞 (4月6日2時57分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050406-00000011-san-int