パレスチナ各派の停戦協議開始、ハマスらのPLO参加も
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アッバス・パレスチナ自治政府議長とパレスチナ各派代表による対イスラエル停戦協議が15日、
カイロ郊外で始まった。アッバス議長が求める正式な停戦合意に、
イスラム原理主義組織のハマスやイスラム聖戦などが応じるかが焦点だ。
アッバス議長は2月のシャロン・イスラエル首相との会談で相互停戦を宣言したが、
その後も武装勢力の自爆テロなどは散発的に続いている。
同議長は15日、開会のあいさつでイスラエルによる侵攻や暗殺作戦が2月以降減ったと指摘し、
「対話以外に我々の選択肢はない」と武力闘争の終結を訴えた。
各派によると協議ではハマスなどのパレスチナ解放機構(PLO)参加といった、
各派の協力強化策も話し合う。パレスチナ解放民主戦線のファハド・スレイマン氏は
「正式停戦の政治日程作りではおそらく合意できる」と指摘。
シャロン首相が停戦だけでなく各派の武装解除を要求していることには、
「イスラエル側の主張であり、我々の議題には入っていない」と述べた。
★ ソースは、 日本経済新聞 [日本] とか。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050316AT2M1600U16032005.html