米外交官や情報機関当局者が、イラクの混乱終結を目指し武装勢力と秘密接触していることが分かった。
米誌タイム(電子版)が20日報じた。ブッシュ米政権は武装勢力との交渉を拒否しているが、同誌によると、
駐留米軍内では軍事作戦による安定化は困難との見方が強まりつつあり、武装勢力側にも分裂の兆しがみえる。
接触は米側と一部の武装勢力が政治解決を模索し始めた動きとして注目される。
秘密接触は2回行われ、うち1回はバグダッドの米軍管理区域内の建物で実施。
旧フセイン政権幹部の武装勢力代表は「武装闘争終結に向け交渉の用意がある」と語ったという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050221-00000027-kyodo-int