陸上自衛隊が活動するイラク南部サマワで14日、シリア人を含む不審な男3人が警察当局に拘束された。
3人は調べに対し、イスラム教シーア派のモスクに集まる同派の信徒を攻撃する計画だったと供述した。
地元ムサンナ州警察当局者が明らかにした。
1月30日の国民議会選挙で、シーア派の統一会派が過半数の議席を獲得したことが判明したばかり。
3人の詳しい身元は不明だが、スンニ派の武装勢力がシーア派を狙い、サマワでテロを計画していた可能性がある。
シーア派が最も重要視する宗教行事「アシュラ」を控え、
サマワ市内ではシーア派のモスクなどに多数の信者が集まっており、3人はこうした群衆を狙うつもりだったらしい。
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