【スーダン】住民殺害、訴追焦点に　国連安保理[02/10]

　【ニューヨーク＝長戸雅子】国連の安全保障理事会は八日、公式会合を開き、
スーダン情勢について討議した。会合には、二十年以上に及んだ南北内戦の
和平協定に調印した同国のタハ副大統領とスーダン人民解放運動（ＳＬＰＭ）の
ギャラン議長が出席し、ともに国際社会に対して復興への支援を要請した。

　西部のダルフール情勢をめぐっては、住民殺害や迫害の容疑者に対する訴追
方法が焦点となっており、アナン国連事務総長が設置した国際調査委員会は、
事件を国際刑事裁判所（ＩＣＣ）に付託するよう勧告。フランスなど欧州諸国は
これを支持したものの、ＩＣＣに反対する米国は国際戦犯特別法廷の設置を
求めている。

　この日の会合で、タハ副大統領は「容疑者をこうした外の法廷で裁くことは
国民間の和解をかえって遠ざける」とし、ＩＣＣへの付託や特別法廷の設置に反対、
スーダンの国内法で容疑者を訴追することを主張した。

　ギャラン議長は、容疑者への訴追は必要だとしつつも、和平の実現が優先課題だと述べた。

　容疑者の訴追は、昨年の安保理決議でスーダン政府の義務とされているが、
アナン事務総長は七日に安保理に提出した報告書で、同政府の問題への取り
組みは極めて不十分だとし非難している。

http://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20050210/m20050210012.html

１日１回、２ゲット。

住民殺害を裁くのに以下の３つの方法があげられているわけね。
１．　国際刑事裁判所（ＩＣＣ）　＜−　フランスなど欧州諸国支持
２．　国際戦犯特別法廷　＜−米国支持
３．　スーダンの国内法で　＜−タハ副大統領支持

で、ギャラン議長は和平の実現が優先課題だから、容疑者裁くのは後回しって言っているのかな。

なんで、米国は、１が嫌なの？

スーダンの国内法は、こういう罪状を扱えるほど整っているの？
カンボジアは、法整備に日本の大学の援助を受けていたけどな。
法整備が整っている国ってそう多くないし。
スーダンの宗主国ってどこだったのかな。

スーダンの旧宗主国は英国だ。
英国式の法律を取っているのかな。

住民殺害や迫害の容疑者は軍部の人間なのか？
権力についている人間なら、早めに処罰した方がいい。
同じ場所で、またはよその場所でまたするから。

東ティモールで虐殺指揮したインドネシア軍の指揮者は、
今は、西パプアやアチェで虐殺作戦を展開中。

スーダンＰＫＯ、派遣団創設の決議難航　米欧主張が対立
http://www.asahi.com/international/update/0228/001.html