[テヘラン 6日 ロイター] イラン最高安全保障委員会のロハニ事務局長は6日、
ロイター通信とのインタビューで、米国かイスラエルがイランの核施設を攻撃すれば、
イランは報復するとともに核開発を加速すると述べた。
事務局長はまた、同計画の断念説得で西側が提供するようなものは何もない、
との認識を示した。米政府は、核兵器製造につながる可能性があるとして、イランの
核開発計画について懸念を表明している。
米国やイスラエルから攻撃される可能性について、事務局長は「(イランの核施設に
対する)攻撃があれば、もちろん我々は報復し、(核)燃料サイクルを完了させるための
活動を加速する」と述べた。
その上で「しかし、米国がそのようなリスクを取るとは思えない。彼らは我々の報復
能力を承知している」と強調した。
http://news.goo.ne.jp/news/reuters/kokusai/20050207/JAPAN-169190.html