【ヨハネスブルク=加藤賢治】スーダン西部ダルフール地方で続く民族紛争で、
国連報道官は26日、スーダンの首都ハルツームで会見し、ダルフール南部の
村で先週起きた戦闘で、村民105人が死亡した可能性があると発表した。
大半は女性と子供という。ロイター通信が伝えた。
反政府勢力側は政府軍機が19日に空爆したと主張しているという。ロイター通信は
また、人道支援関係者の証言として、ダルフール南部の別の集落で、政府軍の支援を
受けたアラブ民兵が村民3人を殺害、政府軍も空爆を行ったと報じた。スーダン政府と
反政府武装勢力は昨年11月、ダルフールを政府軍機の飛行禁止区域とすることで
合意していた。
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/kokusai/20050128/20050127id28-yol.html