【ワシントン=永田和男】25日付米紙ワシントン・ポストは、イラク戦争で2003年4月に
バグダッドが陥落してから、半年以上も、イラク占領作戦が策定されていなかったとする
米陸軍元当局者の論文を掲載した。
論文を書いたのは来年から陸軍士官学校で教鞭(きょうべん)を執る予定のアイゼア・
ウィルソン少佐で、今年3月までイラク北部に展開する第101空挺(くうてい)師団で
作戦計画立案を担当した。
同少佐は、米軍がイラク占領と安定化のための正式な作戦計画を作成したのは同年
11月のことだったとした上で、米軍が後手に回る結果を招いたとして、軍幹部の責任を指摘した。
(略)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20041226id23.htm