[アブジャ 19日 ロイター] アフリカ連合(AU)は19日、スーダンのダルフールでは、
休戦協定が成立したにもかかわらず政府軍と反対勢力の交戦が続いていることを明らかにした。
AUの報道官は記者団に、「われわれのヘリ1機が銃撃された。彼等はわれわれのヘリを
攻撃しており、これは休戦協定が順守されていないことを示している。彼等は(協定を)守らず、
交戦を止めてもいない」と語った。
それ以上の詳細は明らかでなく、誰がいつヘリを攻撃したかも不明。
AUは、ダルフールに監視団を派遣しているほか、ナイジェリアで行われている政府と反対勢力の
和平交渉も仲介している。
スーダン政府は19日、ダルフールでの交戦を即時に無条件で停止すると表明するとともに、
国連とAUに対し、反対勢力にも同様の対応をとらせるよう求めた。
http://news.goo.ne.jp/news/reuters/kokusai/20041220/JAPAN-165311.html