米軍とイラク治安部隊は12日、中部ラマディで7つのモスクを強襲、AP通信によると、
激しい戦闘の末、イスラム教スンニ派の高位聖職者を拘束したほか、イラク人4人が死亡した。
また米軍は同日、モスクの宗教的意味は尊重するが、
武装勢力が軍事目的に利用した場合は攻撃もあり得ると警告する声明を出した。
これまでは住民感情に配慮して攻撃を控えることが多かったが、
15日ごろにイスラム教徒の宗教的感情が高まるラマダンが始まるため攻撃を急いでいる可能性もある。
モスクへの攻撃に地元聖職者らは「とても容認できない」と強く反発。
これに対し、米軍は武装勢力をかくまったり武器を隠すのに使われていたと主張している。
米軍は11日にも、中西部ヒートで武装勢力側が立てこもったモスク周辺を空爆した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041012-00000194-kyodo-int