対テロ戦争の攻勢緩めず、米大統領指名受諾演説
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ブッシュ米大統領は共和党大会の最終日である2日夜、
大統領選の正式候補としての指名の受諾演説を行い、2期目の政権構想を明らかにした。
テロとの戦いに勝利するため、攻勢をかけ続けると表明。
中東諸国などの民主化を大きな外交目標に掲げた。
対外政策について「米国が頼りなく、弱々しい姿を見せたら世界は悲劇に向かう」と語り、
国際社会で指導力を発揮していく決意を表明。
そのうえで「米国を守るため、どんな代償を払おうとも姿勢を軟化させない」と
米本土の安全を最優先する姿勢を鮮明にした。
一方で、対テロ戦争について
「米本土で対峙(たいじ)しなくて済むよう、海外でテロリストに対する攻撃を続ける」と、
軍事行動の継続を表明。
その上で「手遅れになる前に、米国への脅威に立ち向かわねばならない」と、
先制攻撃も辞さない「国家安全保障戦略(ブッシュ・ドクトリン)」を
堅持する方針を強調した。
さらに「拡大中東地域で自由化を推進する。自由は希望と平和をもたらす」と、
対テロ戦争の一環として中東諸国に自由化・民主化を促すとともに、
米軍再編や情報機関の改革にも引き続き取り組む意向を示した。
(中東情勢・対外政策についてのみ抜粋)
★ソースは 共同通信 [日本] とか 日経新聞 [日本] とか 中日新聞 [日本] とか。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20040903AT2M0301203092004.html http://www.chunichi.co.jp/00/kok/20040903/eve_____kok_____001.shtml