イラン外務省のアーセフィー報道官は29日日曜、テヘランで記者会見を行い、「イランは、
IAEA国際原子力機関と完全な協力を行なっており、イラン核問題を国連安保理に付託
するための理由は見つからない」と語りました。
IRIB記者の報告によりますと、アーセフィー報道官は、次回のIAEA定例理事会について
「この会議の報告で、イラン核問題の国連安保理への付託が断念されること、イランと
IAEAとの協力が推進されること、ウラン濃縮に関する疑惑が払拭されること、そして、
ウラン濃縮に使用される遠心分離機P2の問題が解決されることを期待している」と述べ
ました。
さらに、イランとアメリカの関係を取り巻く空気は、アメリカによる誤った政策の結果である
とし、「アメリカ政府関係者はイランとの外交において未だに、統一のとれた政策をとって
いない。アメリカが、その政策を変更すれば、イランも、自らの政策をそれに合わせて調節
するだろう」と語りました。
ソース:
http://www.irib.ir/worldservice/japaneseRADIO/news.sun.htm 引用元 イランイスラム共和国放送ラジオ日本語