旧イラク空軍、幻の特攻作戦 一般道から出撃、米軍を単機奇襲していた[08/17]
イラク戦争中盤、米軍が首都バグダッドに迫る中、無抵抗のまま敗走したとみられていた旧イラク空軍が、
戦闘機で米軍を急襲する作戦を試みていたことが、元空軍幹部の証言で明らかになった。作戦は91年の
湾岸戦争で米軍機を撃墜した操縦士の直訴で考案され、フセイン元大統領が直接指令した。滑走路が
ないため一般道を使っての作戦はパイロットの墜死で未遂に終わったが、関係者は「空軍最後の特攻作戦」
と語り継いでいる。【バグダッドで藤原章生、写真も】 引用者注:ウェブ上には写真はないです。
◇離陸失敗、提案の大佐死亡
イラク空軍の元将校7人が毎日新聞に語ったところによると、作戦は80年代にイラクが購入した1機の
仏製戦闘機ミラージュF1を使い、米軍をミサイルで奇襲するというものだった。ミラージュ機は湾岸戦争以来
不完全な状態で温存され、ミグ機など約40機と共に基地周辺に隠されていた。
作戦は昨年4月1日、バグダッド北方80キロにあるバラド空軍基地で行われ、基地司令官や技師ら約20人が
参加した。イラクの管制機能は働かず、「上空に米英軍機が飛来し、ペルシャ湾からいつでもミサイルで
迎撃されかねない中での、いわば自殺行為だった」と空軍幹部は振り返る。
続きは
>>2以降 もしくは
毎日:
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20040817ddm007030048000c.html へ。
2 :
北村信彦:04/08/18 22:10 ID:ltquIqSw
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操縦士は北部モスル南方ハウィジャの農家出身のナファ大佐(当時41歳)一人だった。基地の滑走路は
敵機の着陸を阻むため砂で埋めつくされ、大佐は一般道で離陸を試みた。しかし離陸寸前、
後輪が路上の穴に落ち後輪の支柱部が壊れた衝撃で緊急脱出装置が働き、大佐は機外に投げ出され
全身を打ち死亡した。ハタム・アザン元空軍大将が報告書をまとめたが、「軍の士気が落ちる」と
フセイン元大統領ら政権幹部にしか伝わらなかった。
作戦が実行されたのはナファ大佐本人が強く希望したためという。大佐は2年間、糖尿病で病欠し
3月の開戦直前に復帰したばかりで飛べる状態でなかった。空軍では通常、4週間以上無飛行の場合、
単独飛行は許されないが、フセイン元大統領の指示で認められた。
なぜ無謀な行為に走ったのか。ナファ大佐はギリシャの空軍学校を卒業し85年に帰国、91年の湾岸戦争で
米軍機を撃墜したイラク操縦士7人のうちの1人だった。妻と子供5人がおり、離陸前、母親と妻が説得のため
基地を訪れたが、面会にも応じなかった。
作戦に参加した別の大佐(41)は「ナファは操縦席から『もうすぐ預言者(マホメット)に会える』と仲間に語っており、
初めから自爆するつもりだった」と振り返る。
◇「零戦操縦士の手記、読み込んだ」
湾岸戦争でやはり米軍機を撃墜したミグ25の元操縦士、ムハメド・サムラエ元中佐(43)は
「闘病生活の末、とにかく戦闘機に乗りたいという思いが募ったのでは」とみる。
サムラエ氏は傍証として81年に翻訳出版した旧日本海軍中尉の手記を挙げる。イラク政府軍は
零戦操縦士、故坂井三郎氏(1916〜2000年)の著書「坂井三郎空戦記録」の英訳版「サムライ」を
アラビア語に訳し、操縦士に必読を義務づけていた。イラン・イラク戦争(80〜88年)時の出版だけに、
士気高揚が狙いだったが、サムラエ氏は「ナファや私は著者に自分を重ね、繰り返し読み込んだ」と言う。
「ナファも私と同じく湾岸戦争で圧倒的な戦力を持つ米軍機と空中戦を交えた。終戦を知りながら
零戦に乗り続けた坂井氏の心理に近いものがあったのではないか」とサムラエ氏はみている。
毎日新聞 2004年8月17日 東京朝刊
5 :
月の砂漠の名無しさん:04/08/18 22:13 ID:V8jrQM17
フセイン親衛隊みたいなやつらは何処に行ったの?
6 :
月の砂漠の名無しさん:04/08/18 22:14 ID:gBUhbn03
>作戦は80年代にイラクが購入した1機の
>仏製戦闘機ミラージュF1を使い、米軍をミサイルで奇襲するというものだった
たった一機のミラージュF1で何をしようと・・・
7 :
月の砂漠の名無しさん:04/08/18 22:16 ID:UWwGyGr6
(-人-)
坂井三郎がイラク軍で読まれていたとは!
8 :
月の砂漠の名無しさん:04/08/18 22:17 ID:MqGXKvbl
大空のムジャヒディンですな
10 :
月の砂漠の名無しさん:04/08/18 22:28 ID:DkOOro7W
坂井氏の著以外で戦闘機乗りの著書にはどんなものがありますか? 田舎にはあまり見当たらないのです。
11 :
月の砂漠の名無しさん:04/08/18 22:32 ID:uGnZL+TS
>>10 北欧空戦史
フィンランドの善戦に感激します
斑鳩、思い出した
13 :
月の砂漠の名無しさん:04/08/18 23:43 ID:TVrBWkGO
岩手県内の高速道路も、インターチェンジの南側が、直線の所が多い。滑走路に即使えそうだ。
「有事の際には」と思うのは漏れだけか?
βακα..._〆(゚▽゚*)
>>13 いや、外れてないと思う
多分同じ目的で設計されている道路は結構あるのだろう
16 :
月の砂漠の名無しさん:04/08/19 00:32 ID:PXsQqqXT
17 :
朝まで名無し:04/08/19 01:37 ID:av8vRtgi
>>14 それ、ブッシュの事でしょ!
イラク人にしたら、言いがかりで国家を侵略されてんだから!!
18 :
月の砂漠の名無しさん:04/08/19 01:44 ID:0lVo3xy4
>しかし離陸寸前、後輪が路上の穴に落ち
道の状態ぐらい事前に確認しておけ
19 :
月の砂漠の名無しさん:04/08/19 04:43 ID:pK6ZQeDq
>>10
入手し易いのでは
クロステルマン「撃墜王」
岩本徹三「零戦撃墜王8年の記録」
ルーデル「急降下爆撃隊」急降下爆撃機乗りだが薦めておく
>>17 どうしてそこまでアメリカを憎んで、イラク人を擁護するんだ?
イラクなんて北朝鮮みたいな危険な国だった。クウェートを侵略したり。
百害あって一理なしだね。
ムハメド・サムライ?
イラク政府軍は「サムライ」をアラビア語に訳し、操縦士に必読を義務づけていた。
イラク政府軍は「サムライ」をアラビア語に訳し、操縦士に必読を義務づけていた。
イラク政府軍は「サムライ」をアラビア語に訳し、操縦士に必読を義務づけていた。
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イラク政府軍は「サムライ」をアラビア語に訳し、操縦士に必読を義務づけていた。
なぜ!
ミラージュF1で特攻ですかい
まあ、フランス機と武士道が馴染むはずがあるまい。
26 :
月の砂漠の名無しさん:04/08/21 20:43 ID:zxn4B0Wv
「大空のサムライ」 は外国でも誰か読んでる人はいるだろうと思ってたけど、
まさかイラク空軍は必読書だったとは・・・。
正確には「大空のサムライ」じゃなくて、
戦後まもなく刊行された「坂井三郎空戦記録」の方か。
28 :
月の砂漠の名無しさん:04/08/21 22:24 ID:lQRHDWjB
負けた国の戦記読むなんてアフォだろ
29 :
月の砂漠の名無しさん:04/08/21 22:26 ID:i4pAx6jw
技術が先で精神論は最後の仕上げと考えないと、勝てるものも負けてしまう
30 :
月の砂漠の名無しさん:04/08/22 08:57 ID:/aSZuZXb
神風特攻隊と同様の愚行と叩かないのか?
31 :
月の砂漠の名無しさん:04/08/22 14:14 ID:G/742u8Y
坂井三郎は、僚機ともども無事帰るのが誇りだった。
32 :
月の砂漠の名無しさん:04/08/22 19:35 ID:xSLyEJZT
33 :
月の砂漠の名無しさん:04/08/22 20:01 ID:exzldHLP
これがチョンだったら日本のせいで負けたニダとか言うんだろうか。
34 :
月の砂漠の名無しさん:04/08/22 20:27 ID:AGDDnd+r
もう戦闘機には乗れないと知って、死に場所を探してたんだろうな。
とにかくパイロットとして死にたかったのだろう。
脱出による死はパイロットとしては比較的メジャーな死。
死んだ大佐も本望だろうに。
>>34 ?
空戦で撃墜されたんならともかく、離陸できたのか?
>>13 中央分離帯は撤去出来るようになってるか?
36 :
月の砂漠の名無しさん:04/08/23 12:13 ID:jBUs1uED
坂井はゼロファイターだから特攻屋さんではないだろ。
あ、いわゆるスーサイドアタックのことでなく、ちょっと変わった
攻撃というくらいの意味の特攻ですかね。
37 :
月の砂漠の名無しさん:04/08/23 18:49 ID:thhkHGsZ
イラクも湾岸の後に超長距離魚雷で米空母に直接打撃を与える事を
考えたら良かったのにな、ロシアなら作ってくれただろ
38 :
月の砂漠の名無しさん:04/08/23 19:26 ID:m03lEPa9
おお、俺の尊敬する坂井パイロットの著作がイラクで読まれていたとは。
39 :
月の砂漠の名無しさん:04/08/23 20:32 ID:HuR+J6eN
>>37 長射程兵器は標的の位置を確定するために高い能力を持つ偵察部隊を必要とするが、イラクはそんなもの
持ってないので無意味。
わかりやすく言うと、米空母の位置がわからないので使えない。
42 :
ごるごるもあ ◆753Z/RLFiY :04/09/10 19:52:55 ID:bNsvqo0+
軍事経済のリスクは雪達磨式に膨らみ、既に米国の国債赤字を発行限度額にまで押し上げている。
戦争はもともとハイリスク・ノーリターンなのである。
それにも関わらず米軍主導の経済運営を一体どこの国が望んでいるのかである。
表向き米軍に逆らわないのは単に米軍が世界最大の軍事国家であり、資本主義経済の利権を独占しているからであり、ひとたび世界に目を向ければそれこそ奴隷文明のハイリスクが渦巻いているのである。
軍事経済はそのリスクの切れ端に過ぎない。
実に狭い価値観の中で我々は背後から突き動かされているに過ぎないのである。
米国が我々のアイデンティティーを弾圧し、軍事経済を正当化してきたのなら、そこに最初から正義などあろうはずもなかったのである。
【米国主導の奴隷文明、すべてのリスクは弱者から被る】沖縄・琉球民族
http://homepage3.nifty.com/darkelf/
43 :
月の砂漠の名無しさん:04/11/19 04:23:28 ID:t0stTIrI
44 :
月の砂漠の名無しさん:04/11/19 04:38:54 ID:kJxFGgo/
フセインに命令されての特攻ならなんかやるせねーな。
むしろ自発的な特攻の方がなんとなく救いがあって美談に思える。
>>13 岩手は米内光政の故郷だから、あるかもなw
46 :
月の砂漠の名無しさん:04/11/19 09:06:30 ID:LUiELia8
47 :
月の砂漠の名無しさん:04/11/19 19:57:38 ID:o9MaDF/l
坂井三郎モノよりも「敷島隊の5人」か「指揮官達の特攻」を読ませた方が効果的だと思う
48 :
なんでも:04/11/19 20:06:57 ID:l6xbev4p
米国主導の奴隷文明なんてありえない!そもそも奴隷文明事態が過去の
ものであり、醜い反米思想家の妄想である。
秘めたる空戦 松本良男 著 光人社NF文庫
マジオススメ