【イスラマバード26日共同】アフガニスタン南東部のカンダハル州当局者によると
25日、同州内で旧政権タリバン勢力とみられる少なくとも20人が、米軍の空爆を
受けて死亡した。ロイター通信が伝えた。
9月の大統領選、議会選を控え、アフガン国軍と駐留米軍などはタリバン勢力の
掃討を本格化。連日、双方の間で死傷者が続出しているが、一度に20人近くが
死亡するのは最近では異例だ。
タリバンと連携し反米・反政府活動を続けているとされる国際テロ組織アルカイダの
メンバーが死者に含まれるかどうかは不明。駐留米軍報道官は空爆実施の有無について
コメントを避けた。
州当局者によると、パキスタン国境に近い同州スピンブルダク近郊で国軍とタリバンと
みられる武装勢力とが激しい戦闘になり、国軍が米軍の応援を要請した。
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