パレスチナ侵攻や暗殺非難 アラブ首脳会議開幕
アラブ連盟(加盟22カ国・機構)の定例首脳会議が22日、2日間の日程でチュニスで開幕した。
混迷するパレスチナ、イラク情勢で各国が立場の違いを乗り越え、
どこまで一致した姿勢を打ち出せるかが焦点だ。
主催国チュニジアのベンアリ大統領は開幕演説で、
パレスチナの「政治指導者暗殺や民間人攻撃を非難する」と述べた。
同連盟のムーサ事務局長は「安定が損なわれているイラク情勢に重大な懸念を持っている」と指摘したが、
両者ともイラク人虐待問題への言及は避けた。
米国が6月の主要国首脳会議(シーアイランド・サミット)で公表する中東民主化構想に先手を打つ形で、
アラブ諸国による政治、社会改革の姿勢を示すことも重要なテーマとなる。
★ソースは共同通信。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=TKM&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2004052201005935