■パレスチナ侵攻や暗殺非難 アラブ首脳会議開幕(Y!ニュース/共同)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040522-00000168-kyodo-int アラブ連盟(加盟22カ国・機構)の定例首脳会議が22日、2日間の日程でチュニ
スで開幕した。混迷するパレスチナ、イラク情勢で各国が立場の違いを乗り越え、どこ
まで一致した姿勢を打ち出せるかが焦点だ。
主催国チュニジアのベンアリ大統領は開幕演説で、パレスチナの「政治指導者暗殺や
民間人攻撃を非難する」と述べた。同連盟のムーサ事務局長は「安定が損なわれている
イラク情勢に重大な懸念を持っている」と指摘したが、両者ともイラク人虐待問題への
言及は避けた。
米国が6月の主要国首脳会議(シーアイランド・サミット)で公表する中東民主化構
想に先手を打つ形で、アラブ諸国による政治、社会改革の姿勢を示すことも重要なテー
マとなる。