【イラク】日本人人質3人、いまだ解放されず、声明から2日経過★2 (4/13)

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955月の砂漠の名無しさん
■2004/04/12 (月) イラク、北朝鮮、日本を結ぶ、点と線(2)
そう、イラクに目が行っている内に大切な情報を見逃すところだった。拉致問題を話し合う
日朝交渉が26日から始まる。「複雑怪奇」だった山崎、平沢両氏の大連行きの真相は、北朝
鮮が特定船舶入港禁止法を是が非でも成立させないための工作である事も分かってきた。つ
まり、北朝鮮は7人の家族を日本に返す事で、日本の世論軟化を狙い、拉致問題に幕引きを
図り、国交正常化交渉に入ろうという戦略だった。北朝鮮の人質外交が展開されようとして
いたのだ。
さっきの話でないが、それこそ北朝鮮に拉致された三百人以上の人々こそ、自衛隊の特殊部
隊に救出してもらいたいと思っているのは、私だけではないだろう。すでに、二年前から漏
れ伝わってくる最精鋭の特殊部隊、「特殊作戦群」も今年三月末に正式に結成されたばかりだ。
そういう背景があって初めてまともな外交交渉ができるのだが、やっと日本も曲がりなりにも
独立国家並みの外交手段を得ようとしている。一昨年から日本側が提出した行方不明十人の情
報開示を怠ったまま、国交正常化交渉に入れない事は、政府首脳より家族会、救う会、一般世
論の方が知っている。
北朝鮮が切迫した状況を切り抜けようと色々考えれば、盟友イラクとの共同作戦も視野に入る
はずだ。目的は日本の世論軟化と分断、小泉政権の弱体化から倒閣。そう考えると、今回のイ
ラクの人質事件も背後に北朝鮮がいても何の不思議は無い。しかも、そのような不可解さと論
理性の無さが人質事件を貫いている。
日本赤軍は、北朝鮮の庇護の下にある。つまり、日本と北朝鮮を結ぶ線と、北朝鮮とイラクを
ベイルート経由で結ぶ線は、意外と簡単に引けてしまう。その線上を動ける日本人は幾らでも
いるし、反日反自衛隊活動とも容易に繋がる。イラクの三人の無事救出を祈りながら、突き詰
めて考えると、こんな構図が浮かんでくる。
http://www4.diary.ne.jp/user/401628