★デモ隊への発砲正当化 交戦規定順守とスペイン軍報道官
【サマワ4日共同】イラク中部ナジャフ近郊で4日、スペイン軍主導の連合軍部隊が
デモ隊に発砲、死傷者が出たことについて、中部ディワニヤ駐在のスペイン軍報道官、
エルドン少佐は共同通信の電話取材に対し、「交戦規定に基づく行動だった」と発砲を
正当化した。
報道官によると、スペイン国防省は交戦規定で、部隊が武力攻撃を受けた場合、
武力で応戦してもよいと定めている。今回はこれに該当し、デモ隊側から発砲された
ため応戦したという。
報道官は、同日ナジャフで活動していた約100人のスペイン軍兵士に死傷者は
なかったと語った。エルサルバドル軍兵士4人が死亡したと伝えられたことについては
「他国軍のことはコメントできない」と述べるにとどまった。
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040405&j=0070&k=200404055402