ウサマ・ビンラーディンを指導者とする国際テロ組織「アルカイダ」が、
ポルトガルで開催されるサッカー欧州選手権(6月12−7月4日)で、
イングランド代表に対するテロ攻撃を計画していることが明らかになった。
21日付の英紙「デイリースター・サンデー」が伝えたもので、すでに開催国ポルトガルの新聞社に犯行予告が届き、
大会組織委員会も厳重警備に着手したという。報道によると、
同紙は2度にわたって脅迫電話を受けたポルトガル・リスボンの有力紙「コレイロ・ダ・マンハ」と大会組織委員会から情報を入手。
その脅迫電話をかけてきたのは3月11日にスペイン・マドリードで起きた列車同時爆破テロにかかわった人物で、
「マドリードを攻撃した2人の人物がすでにポルトガルに潜伏していて、欧州選手権の試合前に攻撃を実行する」と犯行を予告した。
しかも、その電話があったのは12日。スペイン政府がマドリードのテロを「バスク祖国と自由(ETA)」の犯行と断定していたときに、
実際はビンラーディン配下のグループによるものだと伝えてきたという。
http://www.sanspo.com/soccer/top/st200403/st2004032201.html