数千人のパレスチナ人労働者が17日、イスラエルの厳しい検問手続きに抗議して、
イスラエルとガザ地区の境界にあるエレズ検問所で、抗議の座り込みを行った。
前日16日早朝に、イスラエル側に入るため、同検問所前で並んでいた41歳の
パレスチナ人男性が倒れ死亡した。
イスラエル軍は、この男性の死因は心臓発作だとしている。同検問所では先月、
パレスチナ人女性が自爆し、3人が犠牲となった。
毎朝、ガザ地区のパレスチナ人労働者約1万7000人が同検問所を通過するが、
カザの病院関係者によると、狭い検問所通路で何時間も待たされている間に呼吸困難に陥ったり、
負傷した労働者を毎日7人ほど治療するという。
一方、イスラエル軍は、自爆者を阻止するため、境界線での警備対策は不可欠だとしている。
ソース(ロイター通信)
http://www.reuters.co.jp/printerfriendly.jhtml?StoryID=4372476