906 :
2/2:2009/08/19(水) 08:48:21 ID:???
【ロトフィーナサブ氏のインタビュー内容】
「逮捕された翌日の1995年9月27日、日本の新聞が、イランの元レスリングチャンピオンが、自宅で麻薬を
保持していたとして、警察に逮捕されたと報じた。このときに掲載された住所は、私の家の住所ではなかっ
たが、日本の警察や裁判所は、この問題や私の主張には耳を傾けなかった。逮捕から2日目、弁護士が
面会に来たが、その後、公判が始まるまで、独房に入れら、誰とも面会を許されなかった。彼らは私の罪
を証明する証拠を発見することができなかった。私が認めた罪は、不法滞在のみだった。裁判所からは、
9年の禁固刑を言い渡されたが、2年も延長された。公判前には虐待を受け、21日間も手を縛られたままだ
った。拘置所にいた際、4度も組織の人間に命を狙われたが、4度とも助かった。拘置所の看守のひとりが、
4メートルの高さから私を突き落としたため、あごの骨を折ったが、4ヶ月も、治療を受けることができなか
った。私の裁判には13日間が費やされ、弁護士を通して、最終的な判決が伝えられた」ロトフィーナサブ氏
は、現在、イランで生活しており、日本での拘置所での状況に関する、日本とイランの協議の結果を待って
いるところです。在テヘラン・日本大使館の関係者は、この問題については情報が入っていないとし、発言
を控えています。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8579
Russia could sell Iran fighters, bombers
http://www.presstv.ir/detail.aspx?id=103972§ionid=351020602 ロシア政府の武器輸出担当官が、「もしイランが望むなら、ロシア軍の輸送機及び戦術戦闘機を輸出する
用意は出来ている。」と語る。
イラン外務省、フランスを批判
2009/08/19 Wednesday 14:01:10 IRDT
イラン外務省のガシュガーヴィー報道官が、イラン大統領選挙後の暴動で逮捕されたフランス人女性の保釈に関する、
フランス政府の非論理的な表明に遺憾の意を示しました。クロチルド・レス被告は、暴動への参加、情報収集、混乱の
写真を撮影し、それを在テヘラン・フランス大使館に提出するなど、イランの国家治安に対する罪で起訴されました。レ
ス被告は、17日月曜、保釈金を払って、釈放され、現在は、判決を待っている状態です。ガシュガーヴィー報道官は、
レス被告の保釈に関して、「イランは当初から、完全な誠意を持って、このフランス人に、イスファハーンの大学でフラン
ス語の教育に携わることができるよう、入国と滞在の許可を出した」と語りました。さらに、「残念なことに、レス被告は
イラン国内の法を犯し、不法滞在、非合法の集会への参加、情報収集、それらを在テヘラン・フランス大使館の一部職員
に提示するなどの罪を犯した。こうした違法行為を理由に、司法機関によって逮捕された」とし、「否定できない証拠に加え、
レス被告は、裁判で、はっきりと、自身の違法行為について認め、これに関し、イランの人々に謝罪した」と語りました。
ガシュガーヴィー報道官は、「フランス外務省をはじめとするフランス政府関係者が、レス被告の逮捕時から、深い遺憾
の意を示し、事実を捻じ曲げ、逮捕理由に関する世論操作を行うことで、さまざまなインタビューの中で、このフランス人
の逮捕を政治的な行為と見なそうとした。これは偏った、非論理的な行為である」としました。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8592&Itemid=54
イラン人が、全世界で制御可能な装置を発明
2009/08/19 Wednesday 13:56:49 IRDT
イラン人の発明家が、世界中どこからでも自宅の電気製品の電源をコントロールできる装置を発明しました。
この装置を発明した、サイード・カーボリーさんは、ファールス通信とのインタビューで、「この装置を使用する
ことにより、電話回線で自宅にある電気製品の制御や、電源を入れたり切ったりすることが可能である」と語っ
ています。また、「このシステムは無線により作動し、配線工事の必要がなく、電話機のほか、リモコン使用で
も作動する」としています。さらに、「鍵を忘れて家の中に入れない場合、自宅に電話をかけることで、パスワ
ードを入れると、ドアが自動的に開き、自宅内に入れる」と述べています。カーボリーさんは、「自宅に向かう
前に、職場から換気システムのスイッチを入れ、帰宅した際に室内に冷房が効いた状態にすることも可能で
あり、また、旅行に出かける際には、このシステムにより、自宅の照明器具をつけたり消したりし、さらに光の
量を加減することもできる」と語っています。また、この装置は、イラン特許事務所にも登録されているとし、こ
のシステムの更なるレベルアップを目指しているとしています。最後に、「これで、自動車にエンジンをかけるた
めの鍵は必要なくなり、電源を入れたり切ったりする操作は、電話で済ませられるようになるだろう。また、この
装置の商品化を思案中である」と述べました。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8589&Itemid=54
第10期内閣の閣僚名簿、国会に提出
2009/08/20 Thursday 15:00:51 IRDT
アフマディネジャード内閣の閣僚名簿が、国会に提出されました。ファールス通信によりますと、イランのアフマディネジャード
大統領は、19日水曜夜、閣僚名簿を国会に提出しました。アフマディネジャード大統領が指名した閣僚21名のうち、福祉・社会
保障大臣、教育大臣、保健医療教育大臣の3名が女性となっています。この名簿では、さらに、外務大臣、協同大臣、経済・財
政大臣、鉱工業大臣、道路・運輸大臣が留任、2名の現職大臣が、他の大臣のポストに指名されています。イランイスラム共和
国憲法に基づき、大統領は、宣誓式から2週間以内に、国会に閣僚名簿を提出することになっています。
教育大臣: スーサン・ケシャーヴァルズ
通信大臣: レザー・タギープール
情報大臣: ヘイダル・モスレヒー
経済・財政大臣: セイエド・シャムソッディーン・ホセイニー
外務大臣: マヌーチェフル・モッタキー
保健医療教育大臣: マルズィーエ・ヴァヒード・ダストジェルディ
協同組合大臣: モハンマド・アッバースィー
聖戦農業大臣: サーデグ・ハリリヤーン
道路・運輸大臣: ハミード・ベヘバハーニー
福祉・社会保障大臣: ファーテメ・アージョルルー
鉱工業大臣: アリーアクバル・メフラビヤーン
科学技術大臣: カームラーン・ダーネシュジュー
イスラム文化指導大臣: セイエド・モハンマド・ホセイニー
労働・社会問題大臣: アブドルレザー・シェイホルエスラーミー
内務大臣: モスタファー・モハンマド・ナッジャール
住宅大臣: アリー・ニークザード
石油大臣: マスウード・ミールカーゼミー
エネルギー大臣: モハンマド・アリー・アーバーディ
商業大臣: メフディ・ガザンファリー
法務大臣: セイエド・モルテザー・バフティヤーリー
国防軍需大臣: アフマド・ヴァヒーディ
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8607
「人類の問題は公正が実現していないこと」
2009/08/21 Friday 14:23:36 IRDT
21日に行われたテヘラン金曜礼拝で、ジャンナティ師が説教を行い、「人類の根本的な問題は、公正が実現していないことにある」としました。
ジャンナティ師は、サーデグ・ラーリージャーニー師が、最高指導者から司法府長官に任命されたことに祝辞を述べ、同師に対し、全力で公正
の実現に努力するよう求めました。護憲評議会の書記を務めるジャンナティ師は、さらに、公正の実現における最高指導者の表明を引用し、
人々の権利を損なったり、過ちを犯したりする人々に対する司法機関の対処を求めました。また、イラン大統領選挙後にビロード革命を起こそ
うとした人々や暴動を起こした人々への司法機関の対処を求めました。ジャンナティ師は、第10期閣僚名簿が国会に提出されたことに触れ、
国会の義務は、指名された閣僚の適正を審査することだとし、議員に対し、新たな閣僚の選出において、国民の利益を考慮するよう勧告しま
した。さらに、イスラム教徒の断食月の到来に祝辞を述べ、人々に対し、この月の恵みを利用するための努力と計画を呼びかけました。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8610 イランの製鉄の成長率、世界第3位
2009/08/21 Friday 14:38:34 IRDT
国際鉄鋼協会が、「イランの製鉄分野は、今年に入ってからの7ヶ月間で12.5%成長し、成長率の点で、エクアドル、マケドニアに次いで、
世界第三位となった」と発表しました。ファールス通信によりますと、国際鉄鋼協会は、「今年に入ってからの7ヶ月間、イランでの製鉄量
は651万7000トンに達し、昨年の同期間の579万4000トンと比べ、12.5%増加した」と報告しました。さらに、同期間の世界全体の製鉄の
量は、6億5200万トン以上とされています。世界の主要製鉄国66カ国のうち、57カ国で、今年に入ってからの7ヶ月間、生産量が落ち込ん
だということですが、その原因は、経済危機と工業生産の減少にあるとされています。イランは、2009年の7ヶ月間の製鉄量の点で、世界
第13位になっています。なお、同期間の世界最大の製鉄国は、3億1700万トンの中国でした。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8612&Itemid=54
912 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/23(日) 01:26:43 ID:DASlcA74
イランについて興味深い話があるのでお話します。
私は5年ほど前にアメリカ人といっしょに仕事していました。
アメリカ人は1979年に発生したアメリカ大使館人質事件のこともあっ
てイランという国に対して大変嫌悪感を抱いていました。
イランのことになると異常なほどに熱く語り出します。
アメリカによるイランへの国交断絶・経済制裁・敵視政策は今でも強く支
持しています。
六本木のレストランなどで食事を取っている間にも声を張り上げてイラン
に対する批判を繰り返すので私も含めて他の友人も周囲の目を気にするほ
どです。
そんなある日アメリカ人は覚えたてのたどたどしい日本語で私に向かって
こう言いました。「イランはいらん」
最高指導者、コーランとの精神的会合で演説
2009/08/23 Sunday 13:32:34 IRDT
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、統一と、敵と味方に接した際の敬虔な者たちの行動の手本
に関するコーランの教えを実行することを強調しました。ハーメネイー師は、22日土曜夕方、イスラム教徒の断食月、
ラマザーンの1日目に際し、テヘランで行われた、優れたコーラン朗誦師、コーランの暗記者、教授らとのコーラン
に親しむ会合で、コーランが、神との絆に頼ることと統一を奨励していることに触れ、「コーランの重要なメッセージ
を理解した心は、利己的な欲望や個人的な問題のために、国民の壮大な統一を崩したりはしない」と強調しました。
さらに、コーランの別の重要なメッセージである、敵と味方に接する際の敬虔な人間の行動モデルを定めることに
触れ、「コーランの内容によれば、敵に対しては、影響を及ぼすことができないように厳しい態度で、また反対に、味
方に対しては、柔しく穏やかな態度で接するべきだとされている」と語りました。また、コーランの節は、水のように生
命を与えるものだとし、「コーランは常に、必要とされ、その影響も、時間をかけて次第に及ぼされるものである。コー
ランの内容は無限であり、コーランに親しむことで、新たな扉を開き、様々な問題を解決することができる」と述べました。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8634
アメリカにはアラーの呪いが降りかかるだろう
IAEAの非同盟諸国、イランの提案を断固支持
2009/08/25 Tuesday 14:13:41 IRDT
IAEA国際原子力機関に加盟する非同盟諸国が、IAEAのエルバラダイ事務局長に宛てた書簡の中で、各国の核施設への脅迫や
攻撃の禁止を求めたイランの提案を断固支持しました。イルナー通信によりますと、イランは以前、エルバラダイ事務局長に宛てた
書簡において、建設又は操業中の各国の核施設への脅迫や攻撃を禁止する問題を2009年9月末にオーストリアのウィーンで行わ
れるIAEAの年次総会の協議事項に追加するよう求めました。非同盟諸国会議の議長を務めるエジプトのIAEA大使から、IAEAに
提出された書簡の中で、各国の核施設への脅迫や攻撃禁止というイランの提案に対する100カ国以上の非同盟諸国の支持が示
されています。また、イランのソルターニーエIAEA大使も、「IAEAは、この問題に真剣に注目するよう期待している」と語りました。
IAEAの加盟150カ国のうち、122カ国を非同盟諸国が占めています。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8675 イランの農業生産量が、5倍
2009/08/25 Tuesday 13:32:58 IRDT
イラン聖戦農業省のアンサーリーファルド報道官が、「イランの農業生産量はここ30年の間に、5倍となった」と語りました。アンサー
リーファルド報道官は、さらに、「この期間、イランの農業生産量は2000万トンから1億200万トンに達し、幾つかの品目で、世界でトップ
10カ国に含まれている」と述べました。同報道官は、2008年の農産物の輸出額 は36億ドルを超え、その中には、8億ドル相当の加工
食品が含まれていた、としました。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8667&Itemid=54
被告人の弁護、裁判の状況は良好
2009/08/26 Wednesday 13:59:05 IRDT
イラン大統領選挙後の暴動に関与したとされる一人の被告人の弁護士であるアルダラン氏が、被告人の問題を審理する裁判の状況
は良好であったとしました。イラン大統領選挙後の暴動の関与者や首謀者に対する起訴事実を審理する第4回目の公判は、25日火曜、
首都テヘランで行われました。アルダラン弁護士は25日、IRIBの記者のインタビューにおいて、「裁判所は、被告人らに対し、弁明する
ため多くの時間を与えた。例えば、タージバフシュ被告は1時間以上弁明し、裁判所も、忍耐強く、彼の陳述に耳を傾けた」と語りました。
また、前ハータミー政権で政府報道官を務めていたラマザンザーデ被告も、この裁判の傍らで、記者団に対し、「私は、改革派の一員
として、ここ12年間、透明な立場をとってきた。そして、何人に対しても、いかなる状況であっても違法行動を行うことを許さない。その違
法行動の一つは、最近起きた、違法なデモ集会であった」と語りました。ラマザンザーデ被告はまた、大統領選挙で不正が生じたという
主張に関してどう考えているかという質問に対し、「国民の選挙への投票率が非常に高くなったら、不正が行われる可能性がなくなる。
今回の選挙で投票率が非常に高くなった。このため、不正はなかったと思われる」としました。また、元イランサッカー連盟の会長を務
めていた、サファーイーファラーハーニー被告も、今回の公判の傍ら、「社会のあらゆる階層の人々に、国の富を公正に分けるための
証券を分配することや、100万以上の世帯に土地を供給し、また農民に対する各種ローンや、スラムに住む人々への支援を含めた第
9期政権の措置により、アフマディネジャード候補が圧倒的多数で勝利を収めるであろうことは、当初から明らかであった」と語りました。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8687
アメリカがテロ組織リーギーを支援
2009/08/26 Wednesday 13:56:27 IRDT
イラン反体制派テロ組織・リーギーの幹部の兄弟が、「このグループの財政源の一部は、アメリカにより、また一部は
人質取りや麻薬密輸からの収入により確保される」と語りました。アルアーラムチャンネルによりますと、リーギー・グ
ループの幹部アブドルマーレク・リーギーの兄弟であるアブドルハミード・リーギーは、25日火曜、イラン南東部のスィ
ースターン・バルーチェスターン州の州都ザーへダーンで、国際メディアに対し記者会見を行い、「アブドルマーレクは
パキスタンの首都イスラマバードにあるアメリカ大使館やクェッタでアメリカの代表と面会した際、アメリカ代表は彼に
対し、同グループの破壊的な作戦に対する報道や資金援助などあらゆる協力を行うと約束した」と述べました。リーギ
ー・グループの第2メンバーであるアブドルハミードはまた、「リーギーと協力していた間、多くの犯罪を犯した」と語りま
した。テロ組織リーギーは、かなり前から、パキスタンと国境を接するスースターン・バルチェスターン州でテロ活動や
人質などを行っています。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8686
「敵の穏やかな戦争で賢明さを保つべき」
2009/08/27 Thursday 14:46:23 IRDT
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、大学生をはじめとする思想分野のエリートに対し、イラン国民とイスラム
体制の敵が大々的に仕掛けている穏やかな戦争において、賢明さを保つよう呼びかけました。ハーメネイー師は、26日水曜、
大学生、大学の学術・文化分野のエリート、様々な学生団体のメンバーや代表を前に演説を行い、イスラム体制に対する世界
の理不尽な国々の敵対の継続について触れ、「こうした陰謀が終わるのは、イランがその若者の力により、科学、経済、安全
保障の点で、損失をこうむる可能性がなくなったときだ」と語りました。また、覇権主義者がイスラム体制に敵対する理由を説明
する中で、世界の重要な地域におけるイスラム共同体の戦略的な状況を指摘し、「この非常に重要な地域で、イスラム体制は、
日々高まる力により、世界の覇権主義の前に立ちはだかっている。そのため、当然ながら、シオニストの大規模なネットワーク、
そしてアメリカとヨーロッパの政治を導き、管理する財政機関は、壮大な力を持つイランとイスラム体制を敵と見なし、それに対抗
している」と語りました。ハーメネイー師はさらに、大学の学術研究に混乱を生じさせようとする敵の計画について、大学の関係者
や学生に警告を発し、「大学、講座、研究センターの研究活動が損失をこうむったり、少なくともしばらくの間、大学を閉鎖し、混乱
を作ろうとする敵の明らかな目的を実現させることのないよう、誰もが警戒しなければならない」と述べました。また、将来への希
望は、敵の穏やかな戦争に対して、イラン国民の陣営を強化することにつながるとし、「こうした希望は、現実的な分析に頼るもの
であり、大学生は、様々な問題に対して過激な見方を避け、熟慮と熟考に頼ることで、強欲な外国勢力の穏やかな戦争に対して
イランを守り、国家の科学的発展を促す上での重大な責務を継続すべきだ」と語りました。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8692
イラン大統領、「選挙は見世物ではない」
2009/08/28 Friday 14:43:50 IRDT
イランのアフマディネジャード大統領が、「イランで行われた選挙は、世界で普及している民主主義とは違って、
見世物ではない」と語りました。IRIB国際放送記者が伝えたところによりますと、アフマディネジャード大統領は、
28日金曜、テヘラン金曜礼拝の前に、先頃の大統領選挙に国民の85%が参加したことについて触れ、「この大
規模な参加は、イスラム共和制イランに悪意をもつ多くの予想を覆した」と語りました。さらに、「イランイスラム
共和国は、共和制とイスラムが組み合わさった一つの真実であり、人々の役割はイスラムのおかげで重要性
を見出し、イラン国民は今回の大統領選挙で、改めてイスラム革命と共に、自らの理想を定着させた」と語りま
した。また、選挙後の問題について触れ、政府と体制を不正行為で非難することは、敵の心理戦の手法の一つ
だとし、「一部の人々が敵によって騙され、苦々しい出来事を起こした」と語りました。アフマディネジャード大統
領は、また、第10期政権の閣僚名簿について触れ、「指名した人々は、イスラム革命とイスラム体制に忠誠を誓
っており、イスラム共和制イランの反映と人々の権利の追求に向け、真剣な決意を持っている」と語りました。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8708 メッリー銀行、世界最大のイスラム銀行
2009/08/28 Friday 14:23:11 IRDT
アジアの銀行専門誌、アジアン・バンカーが、イラン・メッリー銀行は、455億5480万ドルの資産を有し、世界最大
のイスラム銀行であるとしました。IRIB記者の報告によりますと、この銀行専門誌は、レポートの中で、「イランの
銀行は、世界の大手イスラム銀行100行の総資産の40%を保有している」と伝えました。このレポートによれば、
世界の大手イスラム銀行100行の資産は、昨年、66%増加し、5800億ドルを超えたということです。また、アラブ
首長国連邦、サウジアラビア、クウェートのイスラム銀行が、世界のイスラム銀行の総資産の40%を占めている
ということです。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8703&Itemid=54
「パレスチナ殺害は、イスラエルの犯罪の一部」
2009/08/28 Friday 14:21:12 IRDT
28日に行われたテヘラン金曜礼拝で、セッディーギー師が説教を行い、「パレスチナ人の殺害や彼らの臓器売買は、
シオニスト政権イスラエルの大規模な犯罪のほんの一角に過ぎない」と語りました。今回、最高指導者から任命され
た後、初めてテヘラン金曜礼拝の説教師を務めたセッディーギー師は、イスラエルの犯罪を挙げ、「イスラエルとそ
の犯罪を支持し、自らの反対者には人権侵害のレッテルを貼るアメリカなどの西側諸国も、イスラエルの犯罪の共
犯だ」と語りました。さらに、イラクでのテロを非難し、アメリカ占領軍はそれを駐留継続のための口実にしているとし、
「イラク合法政権の力は、占領軍の撤退と、地域の安定につながるだろう」と語りました。また、イラクイスラム最高
評議会議長のハキーム師の逝去について、「ハキーム師は、社会の安定、イラク国民の信頼の源であり、国民の統
一と連帯に努めた」と述べました。セッディーギー師はさらに、「大統領選挙へのイラン国民の参加は、世界でも前例
のないものだった」とし、「今期の大統領選挙は、イスラム体制のさらなる発展、威厳、強化のための機会になりえた
が、一部が、それを問題、衝突に変えようとした」と語りました。また、「大統領選挙にあわせて、あらかじめ計画され
た敵による穏やかな戦争は、失敗している」とし、「第9期政権の政策を理解した上で、イランの人々は、再度、アフマ
ディネジャード氏を大統領に選出した」と語りました。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8702
IAEA事務局長、「イラン核開発に逸脱はない」
2009/08/29 Saturday 14:15:25 IRDT
IAEA国際原子力機関が、イランの核開発に逸脱がないとする20度目の強調を行いました。イルナー通信がオーストリアのウィーンから
伝えたところによりますと、28日金曜夜、IAEA理事国に提示されたエルバラダイ事務局長の最新の報告は、IAEAが、イランで、その核
開発の正当性を確認する活動を続けることが出来ていることを示しています。エルバラダイ事務局長はこの報告の中で、再度、「イランの
ウラン濃縮施設と核物質は、IAEAの完全な監視下にある」と強調しました。さらに、「イランは、IAEAと協力を行っており、アラークの重水
炉もまた、IAEAの査察を受け入れている」とされています。その一方で、エルバラダイ事務局長は、改めてイランに対し、さらなる信頼構
築のため、ウラン濃縮を停止し、追加議定書を実行するよう要請しました。イランはこれまで、ウラン濃縮停止と、追加議定書の受け入れ
を、義務的なものではなく自発的な措置と考え、「これに関して、いかなる義務も受け入れない」と述べてきました。この報告で、エルバラ
ダイ事務局長は、加盟国の政府に対して、IAEAによって新たな検討に繋がりうる文書があるなら、イランとそれについて話し合うことが出
来るよう、その文書をIAEAに提示するよう要請しています。エルバラダイ事務局長は、この報告の最後で、一部の国による圧力は、イラ
ンとIAEAが、イランの核開発に関する詳細な話し合いを持つことを妨げている、と強調しています。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8715
イラン国会が次期内閣指名閣僚の信任投票会議
2009/08/30 Sunday 13:36:48 IRDT
イラン国会が、アフマディネジャード大統領の指名した次期内閣の閣僚21名の信任投票に向けた資格検討を開始しています。
イランの国会議員らは、30日日曜から4日間、毎日2回にわたる会議で、次期内閣に指名された閣僚の計画やその資格を検討
することになっています。アフマディネジャード大統領は、国会の会議に出席し、指名した閣僚それぞれの政策に関して説明す
る中で、「イラン国民の理想は世界的なものであり、また、外交政策も有効的かつ活発に追及されている」と語りました。アフマ
デイネジャード大統領は、地域並びに世界の平和と安全の強化も、第10期政権の計画に含まれている、とし、「第10期政権
が政策の筆頭に掲げているのは、拡張主義者や占領主義者、各国国民の権利を侵害する者との戦いである」と述べています。
また、国民の権利や人権を基軸とした国家の名誉を高めるよう強調し、「一神教や、人間の尊厳に基づいた公正をつたえること
が、次期政権の外交路線である」としています。さらに、腐敗した国際組織との戦い、虐げられた国民の擁護、シオニスト政権
イスラエル以外の、世界の全ての国々との交流をを強調しました。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8729
ビロード・クーデター裁判の被告たち、選挙でのメフディー・ハーシェミーらの違法行為を告白(1)
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20090831_182613.html Amid accusations, Rafsanjani's son visits UK
http://www.presstv.ir/detail.aspx?id=104926§ionid=351020101 4回目のイラン暴動法廷で、過去に選挙のためにIFCOの公金を流用した疑惑がかけられている
ラフサンジャニの息子、メフディ・ハシェミ・ラフサンジャニがイランを出国して英国に行った(逃げた)と、
家族が証言する。メフディ・ハシェミ・ラフサンジャニの出国は暴動後一時禁止されたが、その後
検察高官クォバン・アリ・ドリ=ナジャファバーディの干渉によって解除されていた。
最高指導者、「イスラム共和制は、偽りの自由を認めない」
2009/08/31 Monday 13:49:15 IRDT
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「イスラム共和制は、西側の考える偽りの自由を
絶対に認めない」と強調しました。最高指導者は、30日日曜夜、イランの大学や研究所の関係者を前に
演説し、「イスラム体制の自由への信念は、非戦術的な、真の問題である」と強調し、「イスラム体制に
おける自由は、真の自由であり、イスラムの教えの枠内で説明されている。イスラム共和制は西側の考
える、偽りの自由を絶対に認めない。これに関して西側に何の遠慮もすることはないだろう」と語りました。
また、大統領選挙後の暴動などについて、「この問題は国を、決定的な政治的試練に立たせたが、イス
ラム共和体制はその高い能力のためにこの問題を乗り越えることができた」と述べました。さらに、選挙
後の暴動の中で一部の人々にもたらされた被害について触れ、「この出来事の中で被害をこうむったに
せよ、犯した罪に対しては、体制は機嫌をとったり、寛容な決定を下すことはないことを知るべきだ。しかし、
明らかに反体制的な態度をとる人々に対しては法的に対応するのと同様に、被害者に対し犯罪が行われ
たとしたら、加害者にも法的な対応がとられるだろう」と語りました。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8745
イラン国会、指名閣僚の資格を審査
2009/08/31 Monday 14:10:40 IRDT
イラン国会で、31日月曜、先にアフマディネジャード大統領によって指名された閣僚の資格や、その掲げる政策内容
の審査が始まりました。イランの国会議員らは、31日、アフマディネジャード大統領が指名した、教育省、通信情報技
術省、情報省、経済・財政省、外務省、商業省、保健医療教育省、協同組合省、聖戦農業省、法務省のそれぞれの
次期閣僚の資格の有無を審査しました。今回指名された21名の閣僚の資格審査は、あと2日間かけて行なわれるこ
とになっています。ジャヴァーンフェクル大統領顧問は、アルアーラムチャンネルとのインタビューにおいて、アフマデ
ィネジャード大統領が指名した閣僚が、専門性や能力を有する者であることを強調し、「国会が、これら全員の閣僚に
信任票を投ずるものと予測する」と語っています。こうした中、イラン国会の原理主義派に属する、ノウバーヴェ議員は、
30日日曜、アルアーラム・チャンネルとのインタビューで、「今回指名された21名のうち、5名は国会の信任票を得ら
れない可能性がある」と述べています。少数派政党の改革派に属する、キャワーケビヤーン議員は野党議員として、
アルアーラムチャンネルのインタビューに対し、指名された閣僚の一部は、然るべき適性や専門性に欠けており、国会
の信任票を得られないだろう」と語っています。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8755
信任投票は今日の予定。まだ、投票は行なわれていない。
>>936 反対演説を取りやめたから、「完全支持」となったということね。フライングか。
イラン国会、次期閣僚の資格審査を継続
2009/09/02 Wednesday 14:27:31 IRDT
イラン国会が、アフマディネジャード大統領に指名された次期閣僚の資格審査の4日目にあたる2日水曜、
さらに指名閣僚の数名の資格を検討しました。先週日曜国会で始まった、大統領から指名された21名の
閣僚に対する資格審査は、2日水曜、終了する予定でしたが、審査のプロセスが長引いたため、閣僚への
信任投票は3日木曜に持ち越されたとされています。また、サマレハーシェミー大統領最高顧問は、1日、
アルアーラムチャンネルとのインタビューに応じ、指名された閣僚の多くは、国会議員らの信任票を獲得で
きると予測しました。サマレハーシェミー顧問はさらに、「一部の閣僚は、信任票を獲得しない可能性がある
が、この場合、法律は、大統領に対し、代わりとなる別の者を指名する許可を与えている」と述べました。イ
ランの英語の衛星放送プレスTVによりますと、国会での閣僚の資格審査の3日目に当たった1日火曜には、
留任したワヒーディー国防軍需大臣が完全に支持され、一部の反対派の議員も、その反対演説を取りやめ
ました。これ以前に、シオニスト政権イスラエルが、ワヒーディー国防軍需大臣の留任に懸念を表明しています。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8781
イラン国会、指名閣僚の多くに信任票
2009/09/03 Thursday 13:59:46 IRDT
イラン国会が、3日木曜、アフマディネジャード大統領が指名した閣僚への信任投票で、21名のうち、18名に賛成票を
投じました。大統領に指名された閣僚のうち、信任を得られなかったのは、教育大臣、福祉・社会保障大臣、エネルギ
ー大臣の3名のみでした。この結果、アフマディネジャード大統領には、これらの閣僚に別の人物を指名し、国会に提
出することが義務付けられています。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8784 大統領と国会議長が、共同記者会見
2009/09/03 Thursday 14:10:50 IRDT
イランのアフマディネジャード大統領が、「国会で指名した閣僚の資格が検討された際、議員は自由に批評を行った」
と語りました。アフマディネジャード大統領は、2日水曜、イランのラーリージャーニー国会議長との共同記者会見で、
「イランの憲法は、あらゆる段階で国民の意見に注目することを強調している」と語りました。ラーリージャーニー国会
議長も、「128人の議員が、35時間に渡り、指名された閣僚に関して意見表明を行った。このことは、国会における思想
の多様性と努力を物語っており、議論も誠実かつ親密に、専門的見地から行われた」と語りました。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8792 イラン初の女性閣僚が誕生
2009/09/03 Thursday 14:09:34 IRDT
イラン国会が、イスラム革命後初の女性閣僚ヴァヒードダストジェルデイー氏に信任票を投じました。3日木曜、イラン
国会は大統領から指名された閣僚の5日間に渡る資格やその計画の審査を終え、信任投票を行いました。この中で、
保健医療教育大臣に指名されたヴァヒードダストジェルディー氏は、賛成175、反対82、棄権29で、革命後初の女性
閣僚として信任されました。ヴァヒードダストジェルディー氏は、婦人科医で、大学で教鞭をとっています。また、指名
されたほかの女性閣僚2名は、信任を得ることができませんでした。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8791
指名閣僚に対する国会の信任投票
2009/09/03 Thursday 13:56:50 IRDT
イラン国会が、イラン大統領によって指名された21名の閣僚のうち、18名の閣僚に承認しました。しかし、残りの3名の閣僚は、
国会議員の信任を得ることができませんでした。イラン国会は、大統領が指名した閣僚の資格や計画に関して5日間に渡り、
審議を行なった末、3日木曜に、それぞれの閣僚に対して、賛成、反対、棄権票を投じました。指名閣僚のうち、最多の賛成票
を獲得したのは、国防軍需大臣に指名されたヴァヒーディ氏でした。この他、賛成多数で信任されたのは、住宅・都市開発大
臣のニークザード氏、法務大臣のバフティヤーリー氏、経済財政大臣のホセイニー氏でした。この他、タギープール通信・情
報技術大臣、モスレヒー情報大臣、モッタキー外務大臣、ガザンファリー商業大臣、ヴァヒード・ダストジェルディ保健医療教
育大臣、アッバースィー協同組合大臣、ハリリヤーン聖戦農業大臣、ベヘバハーニー道路運輸大臣、メフラビヤーン鉱工業大
臣、ダーネシュジュー科学技術大臣、ホセイニー・イスラム文化指導大臣、シェイホルエスラーミー労働社会問題大臣、ナッジ
ャール内務大臣、ミールカーゼミー石油大臣が、承認されました。しかし、教育大臣に指名されたケシャーヴァルズ氏、福祉・
社会保障大臣に指名されたアージョルルー氏の2名の女性、さらに、エネルギー大臣に指名されたアリーアーバーディ氏が、
国会で信任されませんでした。アフマディネジャード新政権の閣僚の中には、前期政権でも閣僚を務めた人物7名が含まれて
おり、そのうち協同組合大臣、鉱工業大臣、道路運輸大臣、外務大臣、経済財務大臣が留任しています。さらに、ミールカーゼ
ミー氏は、商業大臣から石油大臣になり、前政権のナッジャール国防軍需大臣は、今期政権では、内務大臣を務めることにな
ります。ここ数日、指名閣僚の資格審査が行なわれる中で、賛成、反対のそれぞれの立場の国会議員128名が、35時間に渡っ
て、大統領から指名された閣僚のこれまでの経歴、業績などに関し、自らの専門的な見解を提示しました。アフマディネジャー
ド大統領は、国会での審査の最終日にあたる3日木曜、国会と政府の協力の必要性を強調し、国会議員に対し、全ての指名閣
僚に信任票を投じるよう求めました。また、大統領選挙後の、イランの能力を損なおうとする敵の努力について触れ、国会と政府
の協力は、イスラム体制に悪意を抱く人々への断固とした回答になるとしました。アフマディネジャード大統領はさらに、「政府閣
僚は、国会の意見を尊重し、それに従うべきだ」と語っていました。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8782&Itemid=56
「新閣僚は、国家の状況改善に努力すべき」
2009/09/04 Friday 14:42:34 IRDT
4日に行われたテヘラン金曜礼拝で、イマーミーカーシャーニー師が説教を行い、国会で、大統領が指名した閣僚の資格審査
が終了し、閣僚の多くが信任されたことに満足をあらわしました。イマーミーカーシャーニー師は、政府閣僚に対し、「あなた方
一人一人が、国内の状況改善と社会の理想的な運営に向け、努力すべき立場にある」と語りました。さらに、人文科学教育に
関する最高指導者の方針について触れ、「人文科学教育は非常に重要であり、この分野で学んだ学生は、イスラム学にも精通
しているべきだ」と語りました。また、「国家の科学の発展に向けた動きは、単なる主張ではなく、実践されなければならない。そ
れによって、世界で、今以上に優れた立場に立つことができる」と語りました。イマーミーカーシャーニー師は説教の終わりに、
世界のイスラム教徒に対し、明日のシーア派2代目イマーム、ハサンの生誕日の祝辞を述べました。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8794 東証、イランの証券取引所国際連盟加盟を支持
2009/09/04 Friday 14:44:10 IRDT
東京証券取引所グループの斉藤社長が、「日本は、証券取引所国際連盟へのイランの加盟を支持する」と語りました。イルナー
通信によりますと、斉藤社長は、4日金曜、日本駐在のアラーグチーイラン大使、及び、イランの金融市場の代表や投資企業の
関係者と会談を行い、「東京証券取引所は、テヘラン証券取引所と協力を行う用意がある」と語りました。アラーグチー大使は、
この会談で、東京株式市場へのイラン企業の参入と、日本の各取引所への投資検討の可能性が整うよう、期待感を表明しました。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8796&Itemid=54
日本外務審議官とイラン外務大臣が会談
2009/09/06 Sunday 14:21:01 IRDT
日本の佐々江外務審議官が、6日日曜、テヘランで、イランのモッタキー外務大臣と会談し、両国や地域の関係強化
について意見交換を行いました。モッタキー大臣は、この会談で、イランと日本での選挙の実施について触れ、「どち
らの国でも、選挙後に大きな変化が起こった。その影響は、両国の関係強化において、肯定的な成果の源になりうる
ものだ」と語りました。さらに、イランと日本は、文化面での相互理解をさらに深める必要があるとしました。また、「互
いの歴史や文化を知り、貿易の拡大を目指し、イランの大学生が日本の大学で学ぶ機会が整えられるよう期待して
いる」としました。モッタキー大臣はさらに、アフガニスタンとパキスタンの情勢を説明し、「一部の外国勢力は、自分
たちの領域から情勢不安を遠ざけるため、他の地域に危機を移し、混乱を生じさせようとしている」と語りました。また、
アフガニスタンにおける外国勢力の存在という最大の問題を指摘し、「外国軍がアフガニスタンで抱える問題や弱点
は、軍事力の不足ではなく、アフガニスタンの国民の文化を知らないことにある」と述べました。一方の佐々江審議官
もこの会談で、イランと日本の外相会談の継続について触れ、それは、両国関係の強化に効果的であるとし、アフガ
ニスタンの安定と復興におけるイランと日本の協力について、アフガニスタンでのイラン企業の経験を利用し、両国の
協力が拡大するよう期待するとしました。また、二国間、及び、地域や世界の問題について話し合うため、テヘランを
訪問している佐々江審議官は、5日土曜にも、イラン外務省のアーホンドザーデ・アジア太平洋担当次官と会談し、イ
ランとの協力の拡大を求めました。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8838
イラン国会、暴動での死亡者の名簿は無効
2009/09/06 Sunday 13:42:06 IRDT
イラン国会の関係者が、改革派によって発表された大統領選挙後の暴動での死亡者に関する名簿は法的に無効で
あるとしました。イランの改革派に属するニュースサイト、ノールーズは、4日金曜、72名からなるリストを掲載し、これ
らの人々は、イラン大統領選挙後の暴動で殺害されたとしています。イランの英語の衛星放送プレスTVが伝えたとこ
ろによりますと、イラン国会国家安全保障・外交委員会のブルージェルディー委員長は、大統領選挙後の暴動で死亡
した人々の身元に関する情報が提出されていない、とし、「この問題に関して提起されている主張を強く疑問視してい
る」と語りました。ブルージェルディー委員長はまた、最近、外国のメディアが取り上げている72名の死亡者の名簿に
ついて、「数週間前、改革派の数名が、国会の国家安全保障・外交委員会に赴き、最近の暴動で死亡した69名の名
簿を提出したが、身元情報に関する情報がなかったため、法的な価値を有していなかった」と述べました。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8832&Itemid=54
「世界ゴッツの日はパレスチナ人の勝利につながる」
2009/09/09 Wednesday 14:18:00 IRDT
イギリスの専門家が、パレスチナ被占領地でのシオニスト政権イスラエルによる犯罪を非難し、世界ゴッツの日の行進は、
パレスチナ人の理想への支持を表す、賞賛に値する行為のひとつだとしました。イランのイスラム革命の指導者ホメイニ
ー師は、パレスチナ人への支持を表すために、イスラム暦ラマザーン月最後の金曜日を、世界ゴッツの日としました。この
日、世界中のイスラム教徒は、シオニストの犯罪に対してパレスチナ人を支援するための行進を行ないます。イルナー通
信によりますと、イギリスの専門家は、「世界ゴッツの日は、パレスチナ人の勝利につながるだろう」とし、「我々は、いつの
日か、イスラム教徒、キリスト教徒、ユダヤ教徒が共存する、パレスチナ国家の樹立を目にするだろう」と語りました。この
報道によりますと、イギリスにある独立系の反シオニスト民間組織やイスラム教徒の団体は、世界ゴッツの日の行進に向
け、準備を進めているということです。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8880&Itemid=54
イラン司法代表団、キャッルービー師の主張に調査報告
2009/09/13 Sunday 13:33:26 IRDT
イラン大統領選挙後の出来事や暴動を巡る問題で、この問題を調査する3名の司法代表団が、拘置所で性的暴行があったとする
キャッルービー師の主張を否定しました。この司法代表団が、12日土曜、イランのアーモリー・ラーリージャーニー司法府長官に
提出した報告では、「主張されている人物への性的暴行を示す証拠は存在せず、この主張は事実無根である。それどころか、こう
した主張や提示された証拠は、世論を逸脱させるために完全にでっちあげられたものだ」とされています。またこの代表団は、「イラ
ンのイスラム体制に対し治安を乱す措置を継続する中で、偽りの情報を広め、誹謗中傷を行い、世論を扇動するとともに、体制の
一部機関の威信や信用を損ない、一部の人々の名誉を傷つけた人物に対しては、相応しい断固とした処置を下すことができるよう、
適切な司法機関に報告を提示することを提案するとしています。6月に行われたイラン大統領選挙の候補者の一人、キャッルービ
ー師から、選挙後に拘束された人物が性的暴行を受けたという主張が出されたこと受け、司法府第一副長官、司法府事務局の局長、
イラン検事総長の3名からなる代表団が、ラーリージャーニー司法府長官の指示で、キャッルービー師の主張や、証拠として提示さ
れた文書について調査していました。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=8948