韓国軍艦:友好親善、2隻入港 佐世保市、歓迎セレモニー /長崎
対馬西方海上で20日あった日韓捜索・救難共同訓練に参加した韓国海軍の駆逐艦2隻が21日、
佐世保市の佐世保港に入港した。韓国海軍の艦船の入港は05年8月以来4回目で、今回は友好
親善が目的。同日は、海上自衛隊佐世保基地立神桟橋で歓迎セレモニーがあった。
2隻は共に駆逐艦で、「デジョヨン」(満載排水量5500トン、乗組員242人)と「クワンゲ
トデワン」(同3900トン、同235人)。海上自衛隊の護衛艦「さみだれ」「うみぎり」と共に
訓練に参加した。
歓迎セレモニーでは、西野賢治・副市長が朝長則男市長のメッセージを代読し「日韓両国の友好
関係は東アジア、世界の平和にとって不可欠だ」と述べた。一方、韓国海軍のリー・キョンチャン
大佐は「美しく平和な佐世保で日本について多くのことを知り、さらに理解を深めたい」とあいさ
つした。
駆逐艦の乗組員たちは、海自隊員との親善サッカーをしたり、公園の清掃活動を行い、23日に
出港する。【山下誠吾】
〔佐世保版〕
毎日新聞 2007年6月22日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagasaki/news/20070622ddlk42040478000c.html