★慰安婦決議可決:原告側弁護士ら、安倍首相に解決要望
・第二次大戦中のいわゆる従軍慰安婦問題を巡る対日謝罪要求決議が米下院外交
委員会で可決されたことを受け、元慰安婦が国に賠償を求めた訴訟の原告代理人の
弁護士らが27日、内閣府を訪れ、慰安婦問題の最終解決を求める安倍晋三首相
あての要望書を提出した。
要望書は、九つの慰安婦関連訴訟の弁護団に所属した弁護士約40人の連名で
出された。政府が発足させ3月に解散したアジア女性基金が、すべての元慰安婦を
対象にしていなかったことなどを挙げ、政府は慰安婦問題が未解決であることを
認めるべきだと指摘した。
そのうえで、政府は今回の決議を真摯(しんし)に受け止め、人権侵害を認めて謝罪し、
解決に向け新たな施策を行うよう求めた。また、訴訟にかかわった弁護士ら関係者との
協議の場を設けることも要望した。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070627k0000e040070000c.html