第二次世界大戦中に日本によって、セックス奴隷として働くよう強制されたオーストラリア
の女性が、日本の謝罪を促すアメリカの決議を歓迎した。
アデレード在住のJan Ruff O'Herne(84)さんは、日本が戦争中に自分と同じように働かせた
他の何千もの「従軍慰安婦」と呼ばれた女性らに対し最終的に謝罪を行うよう望んでいたと語ってくれた。
「これは正しい方向へと進むためのステップです。」と彼女は話す。
「私は希望で一杯です。従軍慰安婦にとって、謝罪を受け取るというのはファンタジーのよう
なものでしたが、どうやら私達の人生と過ぎ去った歳月に謝罪を成立させることが間に合いそうです。」
オーストラリア時間で夜半過ぎ、第二次世界大戦中に最大20万人もの女性が性奴隷として
軍の為に働かされたとしてアメリカ下院委員会が、日本に対し謝罪を促す決議を圧倒的多数で可決した。
米国下院外交委員会による可決は、下院本会議において勘案される議案として容認されることを意味している。
共和・民主双方の米国政治家140人以上が、この拘束力の無い決議案を共催した、
決議案では1930年代から1940年代にかけて”従軍慰安婦”が受けた苦しみに対し日本政府
は「明確に、はっきりした方法で謝罪し正式に歴史的重要性を受け入れるべき」と促している。
O'Herneさんは2月に、アメリカ下院委員会で従軍慰安婦に関する聴聞会で証言するために
ワシントンDCに赴いている。このアデレード在住の女性は、この委員会で日本軍人によって
レイプされたと証言した3人の年配女性の一人だ。
他にはオーストラリアの圧力団体、Friends of Comfort Women(従軍慰安婦の友人)も米議会の可決を歓迎した。
「現在日本政府に対し、歴史の不正を正すためのかつてない国際的な圧力がかかって
いるのです。」と、同団体の女性報道官アンナ・ソン(宋or孫?)は語った。
「これで従軍慰安婦へのサポートを表明している、オーストラリアの議員たちにも弾みがつく
ことを願ってます・・・特にO'Herneさんに対しても。」
ソース:NineMSN(元ソース:AAP・・・英語、誤訳あったらごめんなさい)
http://news.ninemsn.com.au/article.aspx?id=275516