同時多発テロ後の社会構築11

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911中葉 ◆Uq4tWGbn2I
> ドイツで戦前に訪れた近代の終焉が今頃日本に訪れているという自説

これは重要で興味深い説です。クールさん、コメント希望します。
私はシュペングラーの『西洋の没落』を読んでいませんが、
http://www.mskj.or.jp/getsurei/kuro9505.html
19世紀末から20世紀の第一四半世紀までは非常に重要、かつ危機的な時期であり、
それ以後、その時代を國として知らない米ソ冷戦が続いた間に、世界はあの時代をよく知らない間に米ソ主導で幼児化してしまったと見ています。
そして、よく知っていて未来のために書かれ、未だに活用されていない唯一の処方箋が、カール・マンハイムの未完の遺著「自由・権力・民主的計画」だと思い、これは繰り返し読み、講義録版も作り、1さんには読んでいただきました。

愛知万博では、世界の叡智のセコハンみたいな情報をふんだんに吸収できましたが、
聞き応えがあったのはフランス館が組織した国際シンポジウム“「持続可能な開発」の媒介者たち”でした。
http://www.minpaku.ac.jp/jcas/symposia/2005/20050919_20/

今、書くことはありませんが、もう一つ読んで見たい本は、同じ理由で、ドラッカーがほめていたヘッセの「ガラス玉演戯」です。