【みやにち】田舎新聞の現実【くろしお】

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1名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/14 17:54 ID:7V+QcD3i
2004年04月10日

 拝啓 小泉純一郎さま。
いきなり切っ先があなたの、のど元に突きつけられました。
自衛隊の撤退か、さもなくば人質の殺害という問答無用の二者択一。
卑劣きわまります。

 それも三日以内という期限付きです。
この三日という時が過ぎればどうなるのでしょう。
状況は切迫しており、一刻の猶予も許せません。
全土にわたって騒乱状態が拡大、新たな内乱の懸念も高まっているイラクで、
日本人三人が武装グループに誘拐されました。

 三人のうちの郡山総一郎さんは佐土原町出身です。フリーフォトジャーナリストで、
戦場に生きる人たちの写真が撮りたいと語っていたといいます。昨年五月十六日号の週刊朝日に、
フセイン政権崩壊後のバグダッドをルポしています。

 その一文はこんな内容でした。「苦しい生活でも明るい笑顔の市民たち。甘味好きの男たちは、復興に動き始めている」。イラクの厳しい現実にしっかり目を向け、そこで生きる人たちに温かな視線を送っています。そんな郡山さんがテロの標的にされたのです。

 私たち宮崎県民は昨年十一月、イラク復興に力を尽くしていた都城市出身の外交官・井ノ上正盛一等書記官=当時(30)=を銃弾で失ったばかりです。あの悲しみは二度とごめんです。そこで、あなたに求めます。命第一に考えてほしい。

 あなたは宮沢内閣の郵政相だった十一年前、カンボジアで国連平和維持活動中の警察官が亡くなったとき、「血まで流すことはない」と撤退を主張しました。テロは常識では測れません。あなたの決断と行動に宮崎県民が注目しています。

 
2名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/14 17:56 ID:7V+QcD3i
2004年04月11日

 続・拝啓 小泉純一郎さま。
いきなり、凶暴な切っ先を突きつけられて二日が過ぎました。
だが、事態の進展はありません。タイムリミットはきょうの夜。
決断のときです。

 三人の命があなたの手に委ねられているのです。
時間が切迫する中、苦渋の極みにあることは分かります。
「テロに屈しない」。それも分かります。当然のことです。
が、佐土原町出身の郡山総一郎さんを人質に取られている宮崎県民として釈然としないのです。

 なぜだろうと考えて気付きました。
この二日間、あなたが人質問題を語ったのは九日の記者会見と衆院厚生労働委員会で、それも記者会見は「ぶら下がり」と言われる立ったままのインタビューでした。これで説明責任は果たせたのか。

 三人の命がどうなるのかの瀬戸際なのです。国民に対してもっと、きちんと説明すべきではないのか。記者の質問に、あなたが得意な「ワンフレーズ・ポリティックス」(一言政治)で答えるだけではだめです。あなた自身の言葉で、納得のいく説明を求めます。

 その中では、内戦状態とも言える最新のイラク情勢を踏まえて、なぜ「自衛隊撤退せず」の結論に至ったのか、その経緯を明確に示すべきです。郡山さんら三人の命がかかっているのです。「屈するな」だけでは、到底納得できません。

 ことに臨んで、国のリーダーの姿勢として大事なのは「迷ったら国民のところに返れ」と言います。あの「人命は地球より重い」の名言を残したのは、かつてあなたが仕えた人でした。いま、その言葉に学んでほしい。時間がありません。
3名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/14 17:57 ID:7V+QcD3i
2004年04月13日

 続々・拝啓 小泉純一郎さま。
いま、十三日午前零時半。凶暴な切っ先は、相変わらずあなたののど元に突きつけられ、突破口も見つからないまま、五日目を迎えています。

 カタールの衛星テレビ・アルジャジーラが、郡山総一郎さんら三人の拘束を伝えて九十九時間、そしてテロ組織の声明文で、「二十四時間以内の解放」が報じられてから四十五時間が過ぎました。無事解放を待ち望む家族、国民の焦燥感は沸騰点に達しています。

 一体どうなっているのか。政府から国民に届く言葉は「情報確認を急いでいる」「進展していない」「早期解決に向けて一層の努力を続けている」など決まり文句ばかり。これで政府は、説明責任を果たしていると言えるのでしょうか。

 交渉の過程、最終局面での情報管理の必要は分かります。しかし、国民すべてが自分のこととして三人の安否を気遣っているのです。前にもこの欄で記したことを再度あなたに求めます。国民に対してもっと丁寧に、きちんとあなた自身の言葉で説明してほしい。

 あなたはチェイニー米副大統領との会談で、「自衛隊撤退には応じない」「解放には米国の支援が不可欠」などと日本の立場を伝えました。このことを国民にも語りかけるべきです。何度でも言いたい。三人の命がかかっているのです。

 この新聞が読者に届いたとき、新たな展開が図られているかもしれません。手詰まりの中、できるならそれを望みます。これ以上のこう着状態は家族にも苛酷(かこく)すぎます。あなたにあらためて言いたい。三人の命は、すべてにまさることを。
 
4名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/14 17:58 ID:40ll+K7d
4
5名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/14 18:06 ID:???
まあ痴呆紙なんてそんなもん
6名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/14 18:16 ID:???
きたぐに新聞は何があろうと金沢城がトップニュースです
7名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/15 08:33 ID:oLHaSQf1
さすが、江藤たかみん の宮崎だな。。
8 :04/04/16 16:14 ID:sfXCgQCi
2004年04月16日

 続々々・拝啓 小泉純一郎さま。突きつけられたままだった切っ先が、ようやく、本当にようやく、それました。安否が気づかわれていた三人の無事解放を心から喜びます。
 
 それにしても、長い七日間でした。家族の心痛を言葉で表現することはとてもできません。郡山総一郎さんの母きみ子さんは、「子を思う母の気持ちを届けてほしい」と、何度も、何度もイラクの国民に呼びかけました。この母の心の声が犯人を動かしたのです。

 三人は立場は違っても、イラク復興に協力するために活動。郡山さんは人々の惨状をカメラで世界に伝えようと、危険を覚悟でイラクに赴きました。そんな郡山さんらが武装グループに拘束されたことに、国民は強い憤りを表しました。

 宮崎県民も即座に反応しました。そこには昨年十一月、都城市出身の外交官・井ノ上正盛一等書記官を銃弾で失った悲しい体験があります。県民から多くの激励が郡山さんに寄せられました。あなたに言いたい。こうした国民の声が解決の後押しになったことを。

 事件は決着しました。しかし、根っこにあるものは何ら解決していません。犯人の声明文にもありました。「日本国民は自衛隊撤退に向けて政府に圧力をかけてほしい」。今のままでは日本に対するイラクの目は険しくなるばかりです。

 米軍主導の占領統治の破たんは明らかです。あなたに求めたい。今回の事件を決して一過性のものに終わらせないため、いま一度イラク政策の練り直しを論議する勇気を持ってほしい。「終わりよければすべてよし」では何も解決しません。



↑これじゃ、テロ支援新聞と言われても仕方ない。。。
9名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/16 17:04 ID:???
面倒くさくて
4〜7しか読んでないが・・・

なんとなく解った。
10名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/16 17:39 ID:???
テロリストが人質を取ってこの新聞の廃刊を要求したら
当然応じてくれるんだろうな。大量の失業者が出るだろうが
人の命は地球より重いそうだから。
11名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/16 17:52 ID:sfXCgQCi
>>10
良い事言った。
12名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/16 20:52 ID:sqhgFA8P
age
13名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/17 01:44 ID:w8Gq116b
age
14s:04/04/20 01:32 ID:???
age
15名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/22 21:32 ID:Ef4zg5ic
この新聞の号外に3人の住所が載ったよな。
16名無しさん@お腹いっぱい。
わしゃ宮崎なんて縁ないどうでもよいがの、このデムパ新聞がいわゆる県内の代表紙だったりするわけかの