ホロコーストは、イスラエルの免罪符と成りえるか?

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146名無しさん@お腹いっぱい。
「捕炉抗屠」(ほろ・こうすと)

中国の三国時代、天下は麻の如く乱れ、その隙を突いた異民族の侵入に悩まされた政府では異民族を殲
滅し周辺諸国に恐怖を与えるため新しい処刑法の開発が盛んになったという。
だが当時の中国では、凌遅刑や車裂きなど、残虐な刑罰には事欠かなかったのであるが、大量の人間を
一度に処分する処刑法としては適さない刑罰が多かったという問題があった。
増加する異民族に頭を悩ませた時の中央政府は藍緋曼(あいひまん)という官僚に命じて新しい処刑方法
を開発させたと伝えられる。

それが「捕炉抗屠」(ほろ・こうすと)と呼ばれるものである。
これはとらえた異民族を一つの家屋に立錐の余地がないほどたくさん積め込んだ上に、その家屋に備え付
けられた煙突から有害な煙を出す竹露(ちくろん)と言う球状の物質を投げ込んで犠牲者を死に至らしめる
というものであったという。
この恐るべき処刑法によって虐殺された異民族は一説には六百万人とも言われ、当時の中国から反抗的な
異民族は文字通り一掃されたと言われる。

その後、三国時代を終結させ晋王朝を開いた武帝はこの惨状を憂い、責任者であった藍緋曼を死刑に処し
「捕炉抗屠」も禁断の知識として封印される事となった。

だが後の20世紀、放浪時代のヒトラーによってこの禁断の処刑法が発見され、それが歴史に残る大虐殺に
つながることになったとは何という因果だろうか。

(民明書房刊『中国〜封印された悪魔の知識』より)